ハリッサを使おう!人気チュニジア家庭料理3点紹介(3)

2021/03/12

ハリッサスパイスアンバサダーの活動で「ハリッサ」を使う世界のレシピを紹介しています。ハリッサとは、にんにくの美味しさ、クミンなど香辛料の香り、唐辛子の赤が折り合った、スペイン人が北アフリカに導入しチュニジアリビアの調味料として定着しました。

折角ハリッサを使うなら、まずはハリッサが一番合う料理で美味しさを試してみてほしい。そのように私は、ハリッサの正しい&美味しい食べ方・使い方を多くの人に伝えたいという願いから、3つの記事で「ハリッサを使う人気チュニジア家庭料理」を3点紹介することにしました。

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最終回となる連載第3回は「マルカ」です♪

マルカ

これはレストランではなかなかお目にかからないスペシャル料理です。なぜならこれは家庭料理であり、安飯屋の庶民の素朴な味。こういう世界の料理って絶対美味しいですよね。野菜だけなのに素晴らしい美味なのは香辛料が香りで美味しさを作るから。チュニジエンヌ(※)のみんなの大好物の風味の良いスープです。

※Tunisienne。チュニジア人のフランス語。チュニジアの元宗主国はフランスです。

レシピは簡単です。

heart『マグレブ風味の美味しいスープ♪ マルカ♪』
材料(3~4人分):

じゃがいも
中4個
ピーマン
2~4個
玉ねぎ
大1/2個
にんにく
2かけ
オリーブオイル
大3
キャラウェイシード
小1
トマトペースト
大3
ハリッサ
小2
コリアンダーパウダー
小1
ターメリック
小1/4
パプリカパウダー
小1
シナモンパウダー
小1/5
こしょう
小1/5
クミンパウダー
小1/3
グリーンピース(※1)
150 mL
800 mL
小1

※1:グリーンピースが冷凍の場合は、凍ったまま使ってよいです。

作業工程:40 分

  1. じゃがいもの皮をむき、縦半分から縦1/4に切り、フタができる耐熱容器に入れて電子レンジ500 Wで5~6分加熱し、フタをしたまま置いておく。
  2. ピーマンを縦半分から縦1/4に切り、水気を拭き取っておく。
  3. 玉ねぎとにんにくを細かいみじん切りにする。
  4. 煮込む鍋にオリーブオイルを入れて強火で熱し、ピーマンを皮目を下にして入れてすぐにフタをし、火を消してしばらく置き、油がはねなくなったらフタをあけて別皿に取り出しておく。
  5. オリーブオイルが減っていたら適宜追加し(分量外)、玉ねぎとにんにくを入れて中火にかけ、ときどき混ぜながら透き通るまで炒める。
  6. その間にキャラウェイシードをすり鉢などですり潰す。
  7. 鍋を弱火にし、トマトペーストとハリッサを加え、混ぜながら5分間ほど炒め、全体をなじませる。
  8. キャラウェイシード、コリアンダーパウダー、ターメリック、パプリカパウダー、シナモンパウダー、こしょう、クミンパウダーを加え、全体を混ぜる。
  9. グリーンピースとじゃがいもを加え、表面に油分がつくように軽く炒める。
  10. 水と塩を加えて強火にし、弱火のままフタをして20分ほど煮る。
  11. 味見をして塩加減やスパイス加減を好みに調え、じゃがいもに火が通っていることを確認したら、ピーマンを加えてひと混ぜする。
  12. Enjoy!

マルカ

美味しーい!!
ハリッサや香辛料が美味しさを作ってる!

北アフリカ経験が長い人がこれを食べて「北アフリカのアラブの味」と褒めてくれたレシピです。現地では前日の残りのバゲット(フランスパン)やホブズ(薄焼き円盤状パン)と共に、パンで具や汁気をすくっていただきます。スパイスが良い風味を作り、本当にほっとする美味しさです。クスクスにかけても良いですよ。

* * *

本記事では、チュニジア人なら(きっと)全員が大好きな、庶民的な現地のレシピを紹介しました。美味しいものは誰が食べたって美味しいのだから、このレシピもきっと日本人の多くの方に気に入っていただけることを私は確信しています。

スパイスアンバサダーの活動として、3回連載形式で「ハリッサを使う人気チュニジア家庭料理」を紹介致しました。どれも「簡単&美味しい&本物」が揃った自慢のレシピです。多くの人にとって美味しいという保証つきの料理をレシピつきで紹介することで、「作る楽しみ」が芽生える一助になれば嬉しいです。読んでいただき本当にありがとうございました。私自身も大変に勉強になりました。

そして、
世界には、まだまだ、私すら知らないスパイス使用のコツが溢れてる。

だからこれからも、夢に向かって走り、取り組み続け、家族との楽しい食事の時間にも会話にも世界中の良さを集めて、妥協のない努力を続けて参りたいと思います。


※本記事はハウス食品及びレシピブログが主催するスパイスアンバサダーに就任したことに基づき執筆するものです。


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本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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