<2020年度スパイスアンバサダーの活動報告>
2月の活動内容として、「スパイスで好き嫌い解消チャレンジ!苦手な食材をおいしく克服しよう<お弁当編>」という趣旨に基づいた情報発信をする運びとなりました。そこで、本タイトルの通り【苦手食材×スパイス×世界のお弁当】として、5回連載形式でスパイスアレンジレシピをお届けします。
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世界を旅すると、お弁当やテイクアウトに出会う!出会う!
そう、
世界はお弁当やテイクアウトにあふれてる。
【好き嫌い解消のエピソード、レシピへ込める想い】
「好き嫌いがあるよりはないほうがよい」のなら、嫌いな食材を好きにさせることはよいことだ、という論法に落ち着きますよね。そのためには多様な料理を与えるスキルがあると成果を得やすいでしょう。料理Aで食べる意欲が増す子も、料理Bで食欲が増す子も、料理Cでやっと動く子もいるでしょう。「たくさんの種」は、世界247か国の食文化を盛り込んだ「世界の料理」なら、何億人という規模の人々に支持される新しい美味しさがあります。その国の料理を知ることは社会学習でもありますから、私は、ちょっと食育な視点から、本企画の目指す「好き嫌い解消チャレンジ」を応援したいと思います。
この5回の連載では、苦手食材を朝食に美味しく食べられるアイディアとして、『豆、魚、にんじん、パクチー、θ∇∑Ж◎』(←意外な路線なので最後のは内緒!)を選びました。
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連載第4回は、「パクチー×ガラムマサラ×インド料理」~タンドーリチキン弁当~です。
じゃじゃん!!インドの国民食登場!!
「タンドーリチキン」はスパイスが多種類入ったヨーグルトに鶏肉を浸けこんでから焼く、美味しいチキングリルです。この写真では、セット例として、ワンプレートで見せています。チャパティ(インドの薄パン)も焼いて下に敷いているんですよ。
材料(4人分):
- レモン果汁
- 大2
- ターメリックパウダー
- 小1/8
- チューブのにんにく
- 小1/2
- チューブの生姜
- 小1/2
- 鶏胸肉(※1)
- 500 g
- 無糖ヨーグルト
- 70 g
- サラダ油
- 大1
- カイエンペパー
- 小1/3
- パプリカパウダー
- 大1
- こしょう
- 小1/2
- クミンパウダー
- 小1/2
- コリアンダーパウダー
- 小1/2
- クローブパウダー
- 小1/4
- カルダモンパウダー
- 小1/4
- ガラムマサラ
- 小1.5
- 塩
- 小1
- 砂糖
- 小1/2
- 片栗粉(※2)
- 小1/2
- 食紅
- 小1/4
- 紫玉ねぎ
- 1/4個
- レモン
- 1/4個
- パクチー
- 軽くひとつかみ
※1:より柔らかいタンドーリチキンを求める場合は鶏もも肉を使うとよいです。
※2:片栗粉はコーンスターチの代用です。コーンスターチがあればそれを使ってもよいです。
作業工程:1 時間(鶏肉を漬け込む時間を除く)
- <鶏肉準備>鶏肉をマリネするボウルに、レモン果汁、ターメリックパウダー、チューブのにんにく、チューブの生姜を入れて混ぜておく。
- 鶏肉を大ぶりに切り(例えば7 cm四方など)、皮目にフォークで穴をあけ、裏返して肉の側に包丁で切れ目を少々入れ、ボウルに入れ、優しく全体を混ぜる。
- 別の容器に、無糖ヨーグルト、サラダ油、カイエンペパー、パプリカパウダー、こしょう、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、クローブパウダー、カルダモンパウダー、ガラムマサラ、塩、砂糖、片栗粉を入れて混ぜ、赤い色の具合や味を確認し、鶏肉のボウルに入れてもみこむ。
- ラップをかけて冷蔵庫に入れ、4~8時間程度寝かせておく。
- <鶏肉を焼く>オーブンを180℃に予熱する。
- 天板の上に網を乗せ、網の上に鶏肉を並べ、180℃のオーブンで20分程度焼く。
- その間に紫玉ねぎ、パクチー、レモンを食べやすく切っておく。
- 厚みのある一部分の火の通りをチェックし、大方火が通っていたら、オーブンを最高温度に熱し、さらに数分間焼いて表面に美味しそうな焦げ色をつける。
- 鶏肉が焼けたら取り出し、皿に乗せ、紫玉ねぎ、パクチー、レモンを乗せて出来上がり。
- Enjoy!
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美味しーい!!
こんなに美味しい鶏肉のおかずは未体験!
そしてまさに「料理の向こうに地球が見える」
さあ、これは本気のタンドーリチキンのレシピです。多種類の香辛料が多角的に攻め込んでくる香りの素晴らしさが身上。そしてヨーグルトにマリネした鶏肉の驚きの柔らかさ。さあ、玉ねぎスライスやパクチーなど、美味しいチキンを引き立てる野菜を刻んで、是非薄パン(チャパティ)と一緒に召し上がれ。
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世界はそのスパイスの使い方を持っています。
本企画も、やりがいを持って取り組むと本当に有意義ですね。多くの人にとって美味しいという保証つきの料理をレシピつきで紹介することで、「作る楽しみ」や「食べてみる意欲」が芽生える一助になり、その結果として自分や家族の好みに合う新しいレシピが見つかっていくという形で貢献できるのならばとても嬉しいです。次回もどうぞお楽しみに☆
【第1回】「豆×オレガノ×キューバ料理」~アロースモロ弁当~
【第2回】「魚×タイム×シントマールテン料理」~カバッジアンドソルトフィッシュ弁当~
【第3回】「にんじん×クミン×中国新疆料理」~ポロ弁当~
【第4回】「パクチー×ガラムマサラ×インド料理」~タンドーリチキン弁当~
【第5回】「ホ******×タンザニア料理」~ピ**弁当~
※本記事は(1)「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)スパイスをモニター提供されたことに基づき執筆するものです。