6月生まれというのは、年始の抱負からおよそ一年の半分が経った頃に節目があるので、上半期を振り返って反省をして、下半期を立て直すのにはなかなかよいタイミングです。理想の暮らしに近づきたいから、軌道修正のためにも、自己反省会です。今年も昨年に引き続き、「ちゃんとやろうと気を付けてやってるんだけど、まだまだあかんなー」と思うことを書き出し、6つに絞り込んでみました。
【2019年版】
【2018年版】
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●1)後回しにしない
そりゃ人間「全てのことを同時にはやれない」のだけど、今AをやっているとやるべきBを見つけたにも関わらずBをスルーしたり。当然のこと? でも意識低い? でもこれずっと葛藤しているんです。だからこれからも「あとで」をなしにする。これが出来るだけで、人生どれだけ変わるだろうかと、いつも目標にしては反省もしている。
●2)「まいっか」を言わない
「まいっか」って言うから諦めが正当化する。「まいっか」って言うから本当は良くないものが良いになってしまう。
「まいっか」って言わなければ掘り下げて突き詰められる。「まいっか」って言わなければ諦めざるを得ないところまで努力できる。
「まいっか」はね、本当は良くないものが良いことになってしまう、こわい言葉なの。
「まいっか」は自分をダメにする言葉。「まいっか」は努力しない人間への階段。だから、「まいっか」なんて言わないほうがいい。
●3)閲覧にゆるまない
この半年を振り返ると1月~3月にはいつもにない忙しさがあった。年末にサウジアラビア1か月の旅から帰ってきて怒涛に忙しい年末年始でサウジアラビアのまとめとか旅行記とか現地で分からなかったことを調べなくちゃいけないし1月講演2月講演そして直ちにやってくる2月末から1か月の英国マカロネシア(※)の旅準備があって旅して帰宅(←一文も長い)。
※マカロネシア=スペインのカナリア諸島やポルトガルのアゾレス諸島など、低緯度帯の大西洋の島々の名称。
旅先でもニュースを見るとほとんどコロナウイルスの被害状況なので、いつもは難しい国際ニュースも読むのが簡単だったんですよね。私はこれまでニュースに没頭する人生を歩んではこなかったので、「国際ニュースがすらすら読める私ってすごい人」なんていう勘違いが嬉しかったのかもしれない。
4月~5月は自宅隔離2週間のこともあって、しかもその2週間隔離が、買い物ゼロ、外出ゼロ、人に会わない、の徹底。しかしそれでも実は難なく暮らせてしまったので、そのときから買い物は月に2回でよくなっちゃって、余計にニュースや世論を見る時間が取れてしまった。でも気づいた。それは単に閲覧にゆるんでしまったのだ。ニュースを見るという行為を自分の歩みが遅くなる免罪符にしてしまっていた。
・・・ということで、ニュース、メール、SNSをひっくるめて、「閲覧」という時間をかっきり減らしていきます。そうすることで自分が進むべき時間を増やす努力へ転換していきます!!
●4)文字打ちの修正をゼロに
文字打ちの修正をゼロにしよう。今年になって「Back spaceキーを使わない」(パソコンでもスマホでも)と決めたら、一切の無駄な動きが減って効率が上がりました。それには2つの意味があって、1)間違えて文字を打たないことと、2)やり直して消すような文章は最初から書かないこと。後者は要は構成と文章は一発で決めろと。
パソコンの文字打ちは昔から得意で、ブラインドタッチでの早打ちは特に得意だし、エディタでショートカットとマクロを組めば天才的に速くなるし、そもそもマウスを使わないし(マウスとキーボードとの手の移動時間がもったいない)、その点ではもともと作業が速いのだと思い込んでいたけれど。
文字打ちの修正をゼロにする。このほうが文書作成は結果として速いのです。今も「Back spaceキーやDelキーを使わない」よう頑張っています。
●5)本当に作りたい料理
世界の料理レシピサイトには、現地でレシピ本を買ったりして憧れて作った料理もあるのだけど・・・。でも私が「本当に作りたい料理」は、夫と一緒に経験した旅先の料理なんです。田舎の民家でごちそうになった見知らぬ料理も、路上ごはん屋で言葉もろくに通じないながらも作り方を教わった見知らぬ料理も、自分が自分の旅メモを見て、自分でレシピにしていきたい。・・・そう思って今の活動を始めた動機があるのに、料理の仕事が入ったりしてくるうちにそれを失しかけていました。
今週は、自分が食べた料理写真を小さくカラーにしてプリントアウトして、切ってB5用紙の左上の角に貼りました。何千枚もの紙になりますが、本来自分が作りたい料理を1枚1料理の統一サイズの紙にしたのです。今後はレシピや調理方法を書きこんで、いつか必ず料理していこうと思います。「旅の思い出を我が家に」という初心の気持ちと、家族と楽しく食事の時間を過ごせる料理という基本を、改めて取り戻そうと思います。
●6)姿勢とウォーク
最近ちょっとしたきっかけに恵まれ、モデルウォーキングやモデルスタイルを学んで暮らしに取り入れています。すごくいいですよ。仕草も所作も綺麗に見えるのです。しかしキツイんです(笑)、10 m歩くだけでも背中や臀部や足首や腹筋や…すごい筋肉を使うんですよ。
ところで老人の寝たきりの原因には転倒が多い。だから将来の寝たきりにならないためには足腰の筋肉を正しくつけることが大事。モデルウォークは筋肉を使うので、美しく引き締まって、体重が重心に完璧に乗る上、筋肉がついているので転ばない。これ、将来の寝たきりにならない最高の策だし、筋肉を使えば血清コレステロールや中性脂肪もお腹の贅肉も低るし、美を意識すればお肌や日常の洋服なども磨きがかかる。いいことだらけ♡
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今年前半の旅の間も、生き方を考える機会があった。
まあ、
人はそうそう変わるもんじゃないのは分かってるんだけど、それならば、変わらないなりにどう努力するか、努力するためにどう仕組みを作るかっていうことも大事なことかなと。
見に来てくださった皆様、検索で到着された皆様、いつもありがとうございます。これからもまた見に来てください!!