あるとき、水菜と白菜を、3m離れたところで栽培したことがあります。
どちらもアブラナ科の作物で同じ時期に花が咲き、種をつけました。
次のシーズンになり、その種から発芽した野菜は、「白菜になりたかった水菜」だったのです。
白菜の大きさを得た水菜とも言える。写真に映っているキッチンばさみを見ると、割と大きいことが分かるかと思います。
ほら、普通水菜は、葉っぱが細くて華奢で、でもいい味をしているじゃないですか。それが白菜と交配したことで、水菜の味を保ったまま葉が大きくなったんです。
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さあ、鍋だ鍋♪
(左下の隅にあるのはにんじんの葉です。)
そして!! 優しいご近所さんがくださったイノシシの肉があったので、冷凍庫から出して自然解凍し、
ここには7枚が乗っていますが、実際は70枚くらい薄切りが取れたかも。
シシ鍋は、甘めの味噌味が良い。
シシ鍋の薬味には、山椒(花山椒)が良い。
日本酒が美味しいー♡
「白菜になりたかった水菜」、つまり、白菜のように葉が大きくなった水菜は、味が水菜です。それが巨大な葉をつけたのだから、とぉーっても得した気分!!
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私は、菜園は、野菜が育ちたいようになるべく育ててあげています。無理に肥料もあげないし、農薬は断固使わないし、その代わり雑草ゼロを目指して、害虫駆除パトロールもこまめに欠かさない。とにかく、美味しい野菜を作るのが目標です。
受粉は虫任せで、今回も虫さんの気ままな受粉が、水菜と白菜のユニークなハイブリッドを生みました。家庭菜園の楽しさは尽きませんよね。これからも精一杯、美味しい野菜を作るよう努力を続けようと思います♪