サランスク料理、モルドヴィア共和国料理を作ってFIFAワールドカップ日本初戦を応援しませんか!

2017/12/01

このページでは、サランスク料理(モルドヴィア共和国料理)について、FIFAワールドカップに関連した話題から解説をします。

FIFAワールドカップの出場国は、日本を含めて32か国です。開催国はロシアで、11の都市で試合が予定されています。日本の初戦はサランスクにてコロンビア戦です。

今日の提案はこうです。サランスク料理を食べて、是非、現地に応援に行った気分になって、日本の初戦勝利を応援しませんか!」

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ロシアはユーラシア大陸の北部を占める広大な国です。

↓これがロシアのおおまかな地図です。

ロシア

日本は国の中が都、道、府、県に分かれているように、国の内部にもある程度の行政分けは必要で、ロシアの場合はの中が、州、地方、市、共和国、自治州、自治管区に分かれています。

↓このように、85の区域に分かれています(※)。

ロシア

※クリミアとセヴァストポリを含めてカウントした数字

先ほど、「ロシアの中が州、地方、市、共和国、自治州、自治管区に別れている」と書きました。つまり、「ロシアというの中に共和国がある」、すなわち「国の中に国がある」のです。

ロシアという国の中に国がある・・・、それは、ロシアが連邦制国家であるということです。

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ロシアの中にある共和国は22個あります。ロシアの内部の共和国なので、英語ではインナーリパブリックと呼ばれることもあり、私はインナー共和国と呼んだりもします。

↓これが、22個のインナー共和国です。

ロシア

ではなぜ国の中に国があるのかというと、それは、ロシア人ではない民族が築いてきた土地だからです。
ブリヤート共和国はモンゴル系のブリヤート人の国。
ウドムルト共和国はフィンウゴル系のウドムルト人の国。
チェチェン共和国はコーカサス系のチェチェン人の国。
といった具合に。

2018年FIFAワールドカップで日本になじみの深い地域を挙げると、日本選手キャンプ地となるカザンという街は、タタール人の国すなわちタタールスタン共和国の首都です。そして、日本が初戦を挑む対コロンビア戦が行われるサランスクという街は、モルドヴィン人(すなわちモクシャ人とエルジャ人)の国であるモルドヴィア共和国の首都なのです。

私は2017年の夏に、モスクワよりやや東に集まる6つの共和国(モルドヴィア共和国、バシコルトスタン共和国、ウドムルト共和国、タタールスタン共和国、マリエル共和国、チュバシ共和国)を旅してきました。モルドヴィア共和国、ウドムルト共和国、マリエル共和国の3つはフィンウゴル系民族の国で、タタールスタン共和国、バシコルトスタン共和国、チュバシ共和国はテュルク系民族(中央アジア系民族)の国です。

「一生かけてもこんなところ行けないだろうな」と諦めていた時間が長かったこともあり、本当にその地に立てたときの感動は大きかった。。。

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日本初戦はモルドヴィア共和国の首都サランスクで行われます。

日本からロシアへ行ってサランスクに滞在する気分になって日本を応援する気分になるならば、モルドヴィア共和国料理を食べると、自宅にいても現地で応援している気分が出て、ワールドカップ応援の気持ちが高まって、いいですね。

私が実際にモルドヴィア共和国のサランスクで地元の料理を食べてきた体験記は以下のリンクからどうぞ。
ロシアの中の国。モルドヴィア共和国の名物料理である熊の足(メドゥイジュヤラパ)を食べました!

今回は、インターネットで、今話題のモルドヴィア共和国料理とFIFAワールドカップについて、幾つか興味深いページをみつけたので、今日はモルドヴィア共和国料理の概要を日本語にしてご紹介します。

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◆サランスクニュース紙サイト(≫こちら
タイトル:「サランスクでは、2018年のワールドカップのゲストに「クマの足」がふるまわれる

モルドヴィア共和国料理

(一部抜粋)サランスクの市長によると、2018年FIFAワールドカップのためにサランスクを訪れるファンのために、モルドヴィア共和国料理が提供されるそうです。「私たちの土地を訪れたことで、ゲストの皆さんには私たちの人々の文化に触れていただきたい。是非我々の「クマの足」という料理(※)を試していただきたい。」と市長は語った。

※「クマの足」という料理は、クマの肉を使う料理ではなく、豚肉や牛肉を使う変形カツレツのような料理です♪

◆モルドヴィア共和国公式ポータルサイト(≫こちら
タイトル:「サランスクでは、「ロシア美食マップ」プロジェクトが始まる。」

モルドヴィア共和国料理

(一部抜粋)このプロジェクトは連邦政府観光局によって2017年に開始された。この地図では、異なる地域の料理に関連し、レストランやカフェ、観光ルートなどが掲載されます。サランスクはFIFA2018ワールドカップの開催都市です。モルドヴィン人の独特の国民料理はすでに観光ブランドである「クマの足(※)、キビのパンケーキ、オーブンに入れた卵、ポーザ(ビーツで作る国民的な酒)など。このプロジェクトの実施により、モルドヴィアの首都サランスクは、ロシアの美食地図上でさらに目立つようになるでしょう。

※「クマの足」という料理は、クマの肉を使う料理ではなく、豚肉や牛肉を使う変形カツレツのような料理です♪

◆ロシアFIFA公式サイト(≫こちら
タイトル:「川魚の豊かなスープ、”熊の足”、ビーツの発酵飲料:モルドヴィン人独自の料理」

モルドヴィア共和国料理

(一部抜粋)料理は常に民族学的な特徴を反映している。モルドヴィア共和国の先住の民族はフィンウゴル系のモクシャ人とエルジャ人であり、その言語はフィンランドやエストニア(※)と類似し、また彼らはスラブ系のロシア人と複雑に絡み合ってきた。

※ヨーロッパの言語の多くはインド・ヨーロッパ語族に属しているが、例外的にフィンランド、エストニア、ハンガリーは言語的にウラル語族に属する。ロシアのモルドヴィア共和国はウラル山脈の西に位置する。

モルドヴィアの料理の基礎は肉や魚である。彼らの好きなスープの1つは川魚を使う豊かなスープである。そして、モルドヴィア共和国の飲食店で国の典型的な料理として提供されるのが「熊の足」(※)である。そしてパンケーキ、乳房の形のパン、ポーザ(ビーツの発酵飲料)。

※「クマの足」という料理は、クマの肉を使う料理ではなく、豚肉や牛肉を使う変形カツレツのような料理です♪

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FIFAワールドカップの出場国は、日本を含めて32か国です。開催国はロシアで、11の都市で試合が予定されています。日本の初戦はサランスクにてコロンビア戦です。

今日の提案はこうです。「サランスク料理モルドヴィア共和国料理を食べて、是非、現地に応援に行った気分になって、日本の初戦勝利を応援しましょう!!

これは私がサランスクで買った、モルドヴィア共和国料理のレシピ本です。サランスクの郷土料理レストランのランチョンマットの上で撮影しました。

モルドヴィア共和国料理

私もこの国を代表する料理を幾つか作り、ワールドカップの気分を世界の料理の点から楽しみ、またこのサイトを見てくれる皆さんと各国料理を共有できるよう頑張ろうと思います! モルドヴィア共和国代表料理である「クマの足」ことメドゥイジュヤラパ」もレシピ化できました。

メドゥイジュヤラパ

レシピは、≫こちら



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本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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