秋になった頃だったかな。白と黒にピンクがさしこむ、色の可愛い小鳥が舞い込んできました。ちっちゃな小鳥は尾が長くて、最低10羽で行動して、チャチャっと木に生るフルーツをつついたと思ったらすぐに別の木に移って花芽をつつき、またすぐに別の木に移って何かをつつくという、見ていてせわしなくて、忙しそうな鳥さんです(笑)
写真を何枚か撮って図鑑を見たら、「エナガ」でした。
これは移動する鳥で、おそらく、冬が寒い地域で夏を過ごし、秋になる頃に南下して我が家にやってきたのかもしれません。
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見ていて面白いのは、10羽くらいで群れをなして行動し、単独行動を見かけないことと、その群れの中にたいていヤマガラやシジュウカラなどの他の鳥が混ざっていることです。Wikipediaの「エナガ」のページには「シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、メジロ、コゲラなどの違う種の小鳥と混群することも多い。エナガはその混群の先導を行う。」と出典つきで書いてありましたが、私の家でよく柿の木の柿を食べにくるエナガたちは、ヤマガラやシジュウカラの鳴き声(機械音のような声なので割と分かる)に先導「されて」、柿を食べています。観察していると面白いです。
年が明けるまでは小柄でちびっこくて可愛かったエナガも、2月になり、春を迎える頃になり、随分とたくましくなりました。このページの写真がそれです。
おおー、きみ!たくましくなったね!!\(^o^)/
季節で移動するだけでなく、定住もする鳥とのことで、我が家を気に入ってくれてこれから年中我が家にいてくれればいいなと思う、せわしなさが魅力的な、大好きな鳥さんです♪