サルモレホ

サルモレホ

サルモレホはスペインのコルドバ名物料理です。コルドバはアンダルシア州の都市なのでアンダルシア料理としても有名です。サルモレホは美味しいトマトを贅沢に使い、美味しいパン、にんにく、オリーブオイルなどと共にミキサーで撹拌して全ての材料を乳化させて作ります。トマトが美味しい夏の料理なので、しっかりと冷やしていただきます。「こんなに美味しいスープを飲んだことがない」と現地で目を見開いたほどめちゃくちゃ美味しい。パンにもワインにも素晴らしく合う、いいスープでした。ゆで卵以外は火を使わない夏の料理なのでゆで卵が冷蔵庫にストックされていればとてもとても簡単に作れますよ。

材料

2~3人分):

1~2個
完熟トマト
600 g(※1)
パン(※2)
150 g
にんにく
1かけ
オリーブオイル
50 g(※3)
小1
こしょう
小1/10
生ハム(※4)
20~60 g(※5)
  • ※1:トマトは大きさによって個数が変わります。大きいものなら3つ用意すると600 gになりますが、小さめでもいいからよく熟れたものを選ぶほうを優先します。
  • ※2:パンは皮がしっかりして美味しいものを使います。手に入りやすいものではフランスパンやカンパーニュがよいです。
  • ※3:オリーブオイルを体積で計量すると器具に油汚れがつくのでミキサーごと量りに乗せて重量で計量するとよいです。
  • ※4:生ハムは切り落としなど形が不揃いでも構いません。
  • ※5:生ハムの量は下のコツ欄参照。

調理時間

作り方

  1. 卵を小鍋に入れてかぶるくらいの水を入れて強火にかけ、沸騰後はフタをして弱火にして10分ゆで、火を止めて置いておき、固ゆでのゆで卵を作る。
  2. 卵をゆで始めたら、トマトのヘタを取って4つ割りくらいに切ってミキサーに入れ、しっかりと均一になるまで回してトマトジュースを作る。
  3. ボウルにザルを乗せ、トマトジュースをザルにあけ、種や皮の残差を取り除く。※ミキサーは洗わず置いておく。
  4. パンをちぎってトマトジュースに浸す。
  5. にんにくをみじん切りにする。
  6. ミキサーに、パン、トマトジュース、にんにく、オリーブオイル、塩、こしょうを入れ、しっかりと均一になるまで回す。
  7. 味見をし、塩加減、旨味加減、もったり加減を好みに調える。
  8. ミキサーの中身(ミキサーごとでもよい)とゆで卵を冷蔵庫で1時間以上冷やす。
  9. その間に生ハムを1枚1枚はがす。
  10. ゆで卵が冷えたら粗く刻んでおく。
  11. 食べる直前にミキサーの中身を器によそい、生ハムとゆで卵をトッピングして出来上がり。
  12. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • このレシピで750 gくらい作れるので、1人250 gなら3人分です。しかし美味しいので「もっとたっぷり食べたい」という気持ちが強まるためこれで2人分でもよいです。
  • 素材の味が肝腎な料理なので、トマトは熟れて皮が裂けてきそうなもの、パンは美味しいパン、油は美味しいオリーブオイルを使います。パンは現地ではよくテレラ(シンプル硬め白パン)を使うので、フランスパンやカンパーニュなど皮が硬めのものを選ぶとよいです。
  • 生ハムではなく
  • 卵は2人で1個や3人で2個、生ハムは1人10~20 gを目安にします。
  • オリーブオイルを計量カップなどで量るとカップが油で汚れるのでミキサーごと量りに乗せるとよいです。もし体積で計量する場合、オリーブオイルの比重を0.91として55 mLすなわち大さじ4杯弱を取るとよいです。
  • 味見をするとき、より旨味を濃厚にしたい場合は酢や砂糖を少々加えます。またトマトの旨味であるグルタミン酸を補う目的で味の素(グルタミン酸)を少々加えるのも効果的です。
  • もし味が薄いトマトを使った場合、特に酢が必要になるので備蓄しておきます。
  • 仕上がりはもったり重たく「食べるスープ」のように作ります。さらさらしているほどガスパチョと変わらなくなってしまいます。
  • 1時間冷蔵庫に入れておくことで、分散したパンが全体に完璧になじむようになります。
  • 出来上がりのサルモレホはもったりしていて器によそってもかなりミキサー内部に残ります。洗うのではなく酢を入れてまわすと野菜にかける美味しいドレッシングが出来ますので、捨てることのないようにしましょう。

Tips about cuisine

  • 「サルモレホ」のスペイン語(スペイン、セウタ、メリリャの公用語、ジブラルタルとアンドラで通じやすい言語)の綴りは「Salmorejo」。
  • ガスパチョはサルモレホに類似した料理であるが、野菜が多くパンが少ない。サルモレホはパンが多くてもったりしている。
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