スパイスパンプキンディップ

スパイスパンプキンディップ

クリスマス島はインドネシアの近傍にあるオーストラリア領の非独立国家で、カニの大移動が見られることで自然愛好者に知られる島です。環境保全やその他の仕事で来るオーストラリア人が多く住んでいます。島には野生のカボチャがいっぱいあって、パーティーが好きなオーストラリア人はめいめいが美味しいカボチャ料理を持ち寄ってハロウィーンパーティーを楽しく開催します。オージーが作るこのカボチャのディップが美味しかった♪

材料

出来上がり約500gに相当する量):

かぼちゃ
600g(※1)
オリーブオイル
大1
生クリーム(※2)
大2~3
にんにく
1かけ
クミンパウダー
小1/3
ナツメグパウダー
小1/3
シナモンパウダー
小1/3
  • ※1:種とワタを含めない重さとしていますが、中くらいのかぼちゃ1つ分程度の、適当な使用量でよいです。
  • ※2:生クリームを入れると味も良くなるばかりでなく、不透明の白が混じって色がきれいになります。なければ牛乳でもあれば入れるとよいです。

調理時間

:1 時間(冷蔵庫に1日置く時間を除く)

作り方

  1. 蒸し器を使うか、あるいは大きな鍋の中にザルを2段重ねにしてカボチャが水に浸らないように底上げをして、種とワタを取ったカボチャを入れ、フタをして30分蒸す。
  2. カボチャがほくほく柔らかくなっていることを確認する。必要なら蒸し時間を延長する。
  3. ほくほくになったカボチャをまな板の上に置き、スプーンを使って果肉をすくい取り、皮だけを残すようにする。皮は使用しない。
  4. にんにくをクラッシャーで潰すか、一度潰してから細かいみじん切りにする。
  5. すべての材料をボウルに入れ、よく混ぜる。あれば、ハンドミキサーやバーミックスを使ってなめらかにするとよい。
  6. 保存容器に入れて冷蔵庫で1晩なじませる。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • クラッカーやパンの薄切りを添えてサーヴします。
  • 皮が緑色のカボチャの場合、皮が入ると色が暗くなるので、皮を入れないようにします。
  • 作りたてを食べても美味しいのですが、冷蔵庫で1晩なじませて、冷えているほうが、香りも落ち着いて、甘さも引き立って、一層美味しいです。
  • 生クリームを入れると味も良くなるばかりでなく、不透明の白が混じって色がきれいになります。なければ牛乳でもあれば入れるとよいですが、なければ生クリームや牛乳を省いても構いません。
  • カボチャが甘いので砂糖を加えずに作りますが、甘くないカボチャだった場合は最後に砂糖を加えて甘さを調整するとよいです。
  • ジンジャーパウダーやメースパウダーなど、スパイスのアレンジも美味しいと思います。

Tips about cuisine

  • スパイスパンプキンディップの英語(オーストラリア、クリスマスの通用言語)の綴りは「Spiced pumpkin dip」。
  • オーストラリアに公用語がない|あづさDIARY

  • 「Spiced」(スパイスまたはスパイスト)は「香辛料の効いた」、「pumpkin」(パンプキン)はかぼちゃ、「dip」(ディップ)はすくって食べる形状の食べ物を指す言葉である。


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