タヒチのポエについて、以下のサイトで発見があった。
◆タヒチ伝道のブログ(≫こちら)
このページには「ポエ、焼きタイプ」と書かれていて、他には「ポエ、練りタイプ」を紹介するページもありました。
ポエはオーブンで焼くのしか作ったことがないや、と思った私には、「練りタイプ」が興味深く見えました。
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ポエは、主には果物とデンプンを混ぜて加熱して出来るプディングです。
「焼く」と「練り」から、最初は「加熱と非加熱の違い」と思ったものの、それだとデンプンに火が通らないから、変だなーと思ったんですよね。で、実際は、焼きタイプはオーブン天板にバナナの葉を乗せるなどした上に流し込んでオーブン焼き、練りタイプは鍋に入れて加熱しながら練り上げるものでした。
推測ですが、伝統的にも、両方の作り方があったのかもしれません。
ひとつはバナナの葉に包んで土中焼き(ウム)にする方法。
こんな感じ。
◆Google画像検索「umu earth oven」
もうひとつはウミガメの甲羅をひっくり返したものを使って火にかけて煮る方法。
(保護生物なので写真は載せませんが、土鍋みたいに使えますし、南の島で使っているのを見たことがあります。)
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ポエは、簡単に出来るし、ココナッツミルクで南国の味わいがあるし、私の好きなおやつでもあります。オーブンで焼くものばかり作ってきたけれど、今度は鍋で作るのもいいなと思いました。