ヌメリコウジタケのマリネサラダ

2018/10/03

ヌメリコウジタケはレモンのような爽やかな酸味と香りがある、私のお気に入りのきのこです。キノコ自体に酸味があるので調理方法が限られますが、ぬめりと酸味を活かした料理を考えるとわくわくします!!

レモンの酸味を活かしてぬめぬめサラダを作ると、ねばねば好きには嬉しい。レシピを掲載します!

ヌメリコウジタケのマリネサラダ

まず、ヌメリコウジタケの基部の土のついた部分を包丁でそぎ落とし、洗います。そして傘は一口小に、柄は斜め切りにします。切ったらさっとゆでておきます。ゆでることでぬめりを引き出すことと、ぬめりに付着した汚れを落としたいので、洗ってからさらにゆでるとよいです。

次に、紫玉ねぎの薄切り、プチトマトのざく切りをボウルに入れ、塩少々とレモン果汁でマリネして美味しいサラダにしておきます。きのこだけがレモン味であっても、まわりに酸味がないとアンバランスになってしまうので、レモン果汁を加えます。そしてまわりの野菜をともに美味しくいただくためにも、玉ねぎやトマトにも酸味をつけるようになじませておくとよいのです。

フライパンにオリーブオイルを多めに入れ、にんにくの粗みじん切りと鷹の爪の輪切りを入れて炒めて、風味と旨味を引き出します。そこにヌメリコウジタケを入れて、ぬめりとオリーブオイルが上手に絡むように優しくソテーします。火が通ったらフライパンの中身を玉ねぎとトマトが入ったボウルに全部あけます。マリネサラダにはオイルが入っていないので、ここでにんにく唐辛子の風味と旨味を移したオイルを、シリコンヘラなどを使って残らず入れると美味しいです。あとはボウルの中をざっくりと和え、味見をして塩加減などを調えて、できあがり。

冷やすと美味しさが増すと思うし、冷やす時間によって全体の味がまとまります;。

食べるときにはバジルを添えると、爽やかなきのこにバジル風味がついてとても良かったです。とても美味しいレストランでいただく前菜よりも美味しいお味でした! 天然のきのこって、やっぱりいい味があります!!

ヌメリコウジタケのマリネサラダ

heart『ヌメリコウジタケのマリネサラダ♪』
材料(2人分):

ヌメリコウジタケ
20本(※1)
紫タマネギ
1/4個
プチトマト
10個
ふたつまみ
レモン果汁
大2
にんにく
1かけ
鷹の爪
1/3本
オリーブオイル
大1.5
バジル
飾る量

※1:天然きのこなので、採取する分量は事前には読めません。よってきのこが多ければ調味料を増やすように調整するとよいです。

作業工程:20 分(冷やす時間を除く)

  1. ヌメリコウジタケの基部の土がついた部分を包丁でそぎ落とし、きのこ全体を水洗いする。
  2. 傘は一口小に、柄は斜め切りにする。
  3. 紫玉ねぎを薄くスライスし、プチトマトを1/2カットあるいは1/4カットし、ボウルに入れ、塩とレモン果汁を入れ、全体を混ぜて置いておく。
  4. にんにくを粗みじん切りにし、鷹の爪を小口切りにしてフライパンに入れ、オリーブオイルを入れて火にかけ、風味を引き出す。
  5. ヌメリコウジタケを入れて、ぬめりとオイルがなじむように炒め、火が通ったらトマトと玉ねぎが入ったボウルに全量を入れる。にんにくと唐辛子の風味と旨味を移したオイルを、シリコンヘラなどを使って残らず入れると美味しい。
  6. ボウルの中をざっくりと混ぜ、味見をし、塩加減や酸味加減を好みに調える。
  7. 冷たいのが好みなら冷蔵庫で冷やす。
  8. 器に盛り付け、あればバジルを飾って出来上がり。
  9. Enjoy!
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きのこの記事について:我が家は、雪は滅多に降らない(降っても数cmしか積もらない)気候の、いわゆる日本の暖地~中間地で、海際から1kmくらいの、少し周囲より高い場所(標高約100m)の、南向きに見晴らしのよい場所に建っています。東の隣には住宅が続きますが、西の隣に今は誰も歩かない林道がきれいに残っていて、そこを500mほど西に進んで少し高度を下げると再び車道と民家があります。サイトに掲載するきのこの多くはその500m区間に生えます。きのこ鑑定については調べて調べまくる性格もあり、採取きのこを食べて体調に変化をきたしたことは幸い一度もありません。なお私も家族もお酒が飲める体質、概ね健康体質、アレルギーなし、服薬中の薬なし。また、記事掲載日はきのこ情報に関係しません。きのこへの考え方


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