公明グラフ(≫こちら)連載『世界で出会った笑顔と食』。2026年春季号は『ピトケアン』です。

ところで地球の最たる渡航難関国はどこですか?
知られざる国まで知っているような「旅の猛者(もさ)」にこの質問をすると、数個の回答候補が挙がるうちにピトケアンの名前が上がってくると思います。一番大変なのは今どこだろう、トケラウかトリスタンダクーニャかサウスジョージアかってところでしょうか。
私もピトケアンに行くのは、非っっっっっ常ぉぉぉぉぉに苦労しました。
ピトケアンに行く方法は、まず国際線で仏領ポリネシア(タヒチ)に行き、べらぼうに広いその国の最たる果ての離島であるマンガレバ島へ国内線で飛び、さらにそこからピトケアン政府の船か、年に4度の貨物船か、個人ヨットに乗り込むしかありません。私が訪問した頃はなぜか貨物船がない時期で、ピトケアン政府の船もなく、私はヨット持ちのニュージーランド人に連絡を取って、彼がピトケアンへ行く日程に合わせて、膨大な労力と、それに伴うお金と時間をかけて渡航したのでした。
でもピトケアンでは料理上手のホストマザーのおかげもあって、素晴らしい食体験の連続。今回の連載では「人口約40人という地球で一番面白い国」でのホームステイ体験記を執筆しました。
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今後もこの連載を通じて、世界を旅して出会った食にまつわる素敵な出来事をお伝えしていこうと思います。発行部数がとにかく多い全国区機関誌ゆえに、やりがいと不安と緊張と喜びのすべてを感じております。
皆様のお目にとまる機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
