【バックパッカー世界の料理研究家】が、旅先で宿に入ったらまずやること

2024/11/18

私は、2007年以降の旅では、泊まった宿や野宿の写真をすべて撮影しています。海外で過ごした日は何千日にものぼるので、宿の写真だけでも何千枚も撮って保管していることになります。

そのように、まさしく「世界中」を旅する私が、いろいろと旅の経験を積んで、旅先で宿に入ったらまずやることは、以下の方法に落ち着きました。

  1. 照明を全部つけ、カーテンを開け、トイレを流し、その他の部屋の物品の動作チェックする
  2. 荷物を置く前に室内の写真を撮る(写真に自分の荷物が入らないようにする、鏡に自分が映らないような位置から撮る)
  3. 夫にお茶を淹れる。※電熱コイルと金属カップを常に持参しているので湯沸かし器がなくてもお茶は淹れられます
  4. 洗濯ロープを張る
  5. 夫の服も合わせて手洗濯し、せっけんが溶解した水に浸けておく(汚れの成分には水に徐々に溶解するものもあるため)。※手洗い後にすぐすすいで絞るよりも、バケツがなくてもせっけん水にぬれた状態でもいいからしばらく置いておいたほうが効果がある
  6. シャワーを浴びる
  7. 洗濯物のすすぎをして干す
  8. スキンケアとヘアケア
  9. 自分もお茶を飲む
  10. デジカメ写真バックアップ
  11. スマホ写真バックアップ
  12. 旅メモ完成、食メモ完成(部屋が暗くて書けない場合は翌朝)
  13. デジカメ設定をリセットしておく(夜撮影モードを日中モードに戻すなど)
  14. 写真とメモのバックアップをとる(バックアップのバックアップは数日に1回)
  15. スマホのGoogle mapのピン留めを、行ったら星マークに変え、行かなかったら取り消す
  16. 食計画。明日行く街や通過する街の飲食店のメニューをひたすら見てどの店に行くかを決める

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気持ちとして根底にあるのは、

暮らすように旅したい。

宿はほとんどの場合が1泊のみの滞在ですし、暗くなってからチェックインして翌朝出発してしまいますが、それでも、暮らすように旅をしたくて、少しでもそれをかなえたくて、旅先でも「暮らす感覚」を忘れないでいます。

もうひとつ重視していることは、

旅の記録をとることと、失わないこと。

写真は貴重だからなくしたくないし、食べたものの料理名や調理法などの記録も次に役立つ形で保存したいから毎日ちゃんと記録します。手書きの記録は電子の記録よりも情報がまとまりミスと滅失が少ないので、手書きします。

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スペインの宿(サンマテオデガジェゴ)

宿

このテの宿はね~、見た目が良くても、洗濯物ロープを張る場所がありません!! テレビのあたりとか力かけられないし、壁に何かが起こっては弁償モノだし。夫はこういうときよく入口ドアの蝶番(ちょうつがい)を使ってひもを張りますが私は油が付着するのでそれが絶対に嫌。

ちなみに私は洗濯ロープに安全ピンとミニミニS字フック(1 cmくらいの超ミニ)を必ずつけているので、カーテンレールのリング状の金具にミニミニS字フックを通したり、安全ピンを使って家具にぐるっとロープをまわして固定したり、損傷を与えない工夫をしながら洗濯ロープを張っています。

では途上国のお宿はどんなかんじ?

パプアニューギニアの宿(バニモ)

宿

ブルキナファソの宿(ポー)

宿

アフリカの宿、いいですね~!
かなり好きです、こういうところ。見た目が悪くても、もはやこういうところのほうが、洗濯ロープも張りやすいし、通気性もあるし、何かと過ごしやすかったりも。庭に出ると宿のママが調理していたりして楽しいし、日本と何もかも違う国のほうが「旅してる感覚」になれるのが好きです。旅好きの人にはわかってもらえるんじゃないかな、この感覚♪

電気のコンセントがあれば、手持ちの電熱コイルでお茶を沸かせます。アフリカいいなあ、なつかしいなあ♪

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世界にはいろいろな宿がありますよね。これらのほか、ドミトリーにも泊まるし、テントを持ってキャンプもします。

でもどんなところに行っても、上の「やることリスト」の中から、その環境で出来ることをやっています。



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