ベトナムのフォーに「フォーヘオ」。あっていい

2022/01/15

ベトナムの国民的麺料理に「フォー」があります。

フォーは平たい米麺を使ったクリアスープ仕立ての麺料理。

よく見かけるフォーは、フォーボー(牛肉が乗ったフォー)とフォーガー(鶏肉が乗ったフォー)の2種類です。

でも、いつも思うんですよね。豚肉で作りたいなぁ って・・・。

だめかなあ・・・。

だって、日本に住んでいると、牛肉は高いし、鶏肉は比較的傷みが速い。豚肉は安価で冷蔵庫に置いておきやすく、塊も薄切りも様々な形態で売られている。

日本に住んでいると、肉類で最も使いやすいのは豚肉であるように思うからです。

* * *

ネットでは豚肉のフォーはないとまで書く人がいる始末。でも「ないものをない」と言うからには相当現地に精通していなければならないので、どうも信憑性がない。

そんなある日、やっと見つけたのが、「ベトナム現地に豚肉のフォーがある証拠」でした。(≫こちら

フォーヘオ

良いねー。一番上に、「Phở bò gà heo」(フォー・ボー・ガー・ヘオ)と書いてあります。

フォーヘオ

「Phở bò gà heo」(フォー・ボー・ガー・ヘオ)、つまり、「フォー:牛肉、鶏肉、豚肉」と書いてあるのです!

しかもそれらは同じ値段。特別なものは値段が高くなったりするのだろうけど、ここではどれも普通に置いてものということです。

* * *

そうして、ある日作った、「Phở heo」(フォーヘオ、豚肉のフォー)

フォーヘオ

嬉しいですね。

豚肉のフォーは、あるの?ないの? 答えは、「あって、いい」んです。

ちなみにフォーに欠かせないと思うのは、ドクダミの若い葉です。そのほか、庭や冷蔵庫にある季節のグリーンをたっぷり乗せて・・・♪



* * *

本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。