いつも秋は柿の消費に忙しい。
我が家は柿の木が数本あって、毎年柿が2000個くらいw 生ります。採っても採っても減った気がしないのですが、それでも、柿自体は美味しい。
ここ数年の我が家の定番は、柿を使うヨーグルト簡単ケーキです。ケーキの名前は、ガトーオーヤウールオーカキ(Gâteau au yaourt aux kaki)。フランス語では柿をKaki(カキ)と言うのです。
レシピはものすごく簡単!
ほかのケーキは作るのに事前の心の準備が多大に必要なのだけど、このケーキはすごく気軽に作ることができます。サラダ油と卵と砂糖を混ぜ、ヨーグルトを混ぜ、小麦粉とベーキングパウダーをふるったものとイチョウ切りの柿を加えて混ぜてオーブンで放置だけです。
このくらいの焼き色をつけると美味しくなります。
室温に冷えると生地に加えた砂糖と柿の甘さが同調し、ベイクドチーズケーキ風の味になります。
チーズケーキのような美味しさに、しっとりと自然の甘味をもつ柿が実に合うんですよ。
レシピは簡単です。
材料(10人分):
- 薄力粉
- 160 g
- ベーキングパウダー
- 小1(※1)
- 柿(※2)
- 3~4個
- 卵
- 3個
- 砂糖
- 120 g
- サラダ油
- 120 g
- 無糖ヨーグルト(※3)
- 180 g
※1:ベーキングパウダーは4 g小分けパックで売られているものがあるので、4 gでもよいです。
※2:柿は1つ150 gくらいを想定しています。皮と種を取り除くと3つで400 gくらいです。天板の容量によりますが柿が4個入ればそれが美味しいです。
※3:ヨーグルトはカスピ海ヨーグルトのように硬さととろみの強いものを使うと美味しいです。
作業工程:1 時間
- オーブン天板に一回り大きく切ったクッキングシートを乗せ、フチを折って立てておく。
- 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜてふるってボウルに入れておく。
- 柿の皮をむき、縦に1/4カットしてヘタを取り、4 mm幅のいちょう切りにする。※力を入れて切ると種まで切れて除去困難ですが、弱い力で切ると種で包丁が止まるので種を取り出しやすくなります。※あまりに薄くすると美味しさが減ります。
- 卵、砂糖、サラダ油を別のボウルに入れ、ハンドミキサーで均一になるまで撹拌する。
- 無糖ヨーグルトを加え、ハンドミキサーで均一になるまで撹拌する。
- オーブンを190℃で予熱開始。
- 生地が入ったボウルに粉を入れ、粉が見えなくなる程度に混ぜる。
- 柿を入れ、柿と柿が離れるように混ぜる。
- オーブン天板のクッキングシートに全体を入れ、天板ごと高さ5 cmから何回か落として空気抜きをし、オーブンに入れ、190℃で40分、あるいは良い焦げ色がつくまで焼く。
- Enjoy!
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美味しいー♡
無糖ヨーグルトはお好きなものを使えますが、そのまま食べても美味しいものを使うと、この柿ケーキも出来上がりが美味しくなります。。
秋限定のチーズケーキ風スウィーツが、とても安く、とても簡単に作れます。チーズもバターも使わず、ヨーグルトとサラダ油で作るから低価格で嬉しい。あとヨーグルトを使うからヘルシーだし、カルシウムはたくさん摂取できるし、チーズケーキ味は美味しいし、良いことづくめ。
本当の本当はリンゴで作る製菓のようなのですが、私はこれからもずっとずっと、柿で作っていこうと思います。このケーキを何よりも気に入ってくれる夫に、日頃の感謝をこめて、健康によいヨーグルト使用の柿ケーキを作っていこうと思います。