今回、モニター商品で、「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」(≫こちら)(東海漬物株式会社、≫こちら)を受領しました。ただし、作る料理の条件と共に、です。
今回の商品には、「Q-1乳酸菌」が含まれています。でも私はそれについてほとんど何も知らないけれど、良さがあるなら、良さを知ってから食べたいと思う。プラセボ効果というものは医薬品や食品にも絶対に存在して、それはすなわち、「病は気から」に似て「効き目も気から」というものです。食品は薬機法(旧薬事法)の範疇外で疾病の診断・治療・予防という効能効果を掲げるものではないのですが、「体への良さも気から」という食品のプラセボ事象も確かに存在するはずなんだ。「いいもの食べた♪」と思うと嬉しくなって、体の動きがテキパキとしたり、より美と健康を目指して努力を重ねたりできるもの。
そう、いつも思うことがある。
Change our health,
Change our future !!
(健康を増せば、未来が変わる!)
を心に留め、さあ、視野を広げてQ-1乳酸菌の良さを引き出す最高のおつまみ料理を作ってみよう!!!
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- 「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」を使う
- ひんやりおつまみ
- 火を使わないで作る
- 身近な食材を使う
- 旬の食材を使う
- 簡単に作れる
- 家飲みに適する
- 家飲みがワンランクアップする
それらの条件より以下の調理ルールが導かれました。
- 当該製品使用→OK
- ひんやりおつまみ→室温より低い温度の料理。冷蔵庫温度
- 火を使わないで作る→火を使わないとは「加熱しない」と捉える。オーブン、電子レンジ、IHなど炎を出さない加熱器具も使わない。さらにこの条件では加熱後に冷えたものを使うのはフェアじゃない。だから、ごはん、ゆで鶏、ゆでたイモや野菜、ゆでエビ、かつおのたたきなどを材料から除外する
- 身近な食材を使う→近所のスーパーで買えるものを使う
- 旬の食材を使う→旬が分かる食材を使うとなると魚か野菜か果物になるだろう。旬が感じられにくい豆腐、チーズ、納豆、かまぼこ、のり、肉やハム、卵、冷凍食品などの材料が除外される。それからアボカドやオレンジなどの輸入の食品も除外される
- 簡単に作れる→切るだけ、混ぜるだけ等
- 家飲みに適する→酒に合うこと。居酒屋や小料理屋で出て来うるものであること。塩分、酢、油がある程度含まれるほうが酒に合うだろう。そして酒のつまみゆえに炭水化物を使わない(ごはん、麺、パンなどは使わない)。
- 家飲みがワンランクアップする→普段は作らない料理であり、普段より良い雰囲気を増す料理であること。例えば帰宅したパパが見て「おっ♪」と嬉しそうに言うようなちょっとしたごちそう感♪
あと3つ、私が独自に付与した条件があります。
- 製品の味を大事に活かすこと。せっかく企業が開発した味を、殺すのではなく活かしたい。調味料を過度に加えない。
- 適正量を見定める。
- Q-1乳酸菌のメリットを最大限に活かす。
うん、この3つ、譲れないですよね。だから、私はしっかりとQ-1乳酸菌のメリットを知りたいと思い、エビデンスを集め始めたのでした。
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エビデンス収集は2つに分けて行いました。1:製品エビデンスと、2:乳酸菌/Q-1乳酸菌/フラクトオリゴ糖エビデンス、です。その概要を示すと、
1:製品エビデンス
「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」に含まれる「Q-1乳酸菌」はLactobacillus plantarum(ラクトバチルス・プランタラム)TK61406株であり(≫こちら)、大便中ビフィズス菌増加、大便中アンモニア減少、顔肌の目立つ毛穴減少、計算速度向上などに良いデータをもつ(≫こちら)。Q-1乳酸菌はラクトバチルスでビフィズス菌は放線菌であり、菌が違う。つまり単に大腸にQ-1乳酸菌が届くだけではなく、大腸内に内在する善玉菌を増加させてくれるのだ。
「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」は2020年3月発売開始、1個(製品50 g)あたりQ-1乳酸菌を25億個含む。(≫こちら)(≫こちら)
同社の旧製品である「匠乃キムチ」は2018年3月発売開始(≫こちら)で現在販売中止中(≫こちら)、入っているQ-1乳酸菌はLactobacillus plantarum(ラクトバチルス・プランタラム)TK61406、1人1日量50 g、50 g中のQ-1乳酸菌数は25億個(≫こちら)。
これらの2製品は菌種、1日製品摂取量、1日摂取生菌数のすべてが同等である。このことより「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」は1日1人あたり50 gを摂取するとよいことが示唆された。
2:乳酸菌/Q-1乳酸菌/フラクトオリゴ糖エビデンス
ヒトの口の中や腸の中には菌が多いのに、胃は胃酸による殺菌作用があるため胃の中は極端に菌が少ない(≫こちら)。乳酸菌は便通改善などの良い役割を大腸で発揮するのだから、例えばヨーグルトの乳酸菌がin vitro(試験管内実験)で体に良いデータを示しても、それがちゃんと機能できる場所に届かなければ意味がない。Q-1乳酸菌は胃酸抵抗性であり、生きて大腸に届く画期的な菌であることを確認した(≫こちら)。
さらにここでは適正に調理するために菌を活かす条件を知りたい。
・pH3.5~8.2で生育する(≫こちら)ので低pHにかなり強い。酢で調味しても大丈夫だ。
・6.5%食塩下でも生育する(≫こちら)ので塩や醤油で調味しても大丈夫だ。
なおこのQ-1乳酸菌は新規乳酸菌として特許を取得した(≫こちら)。それによると、
・このQ-1乳酸菌はフラクトオリゴ糖と共存することが好ましい。
・私は最終的にこのキムチを長ねぎと調理することになるが、Q-1乳酸菌はネギと合わせても問題ない。
なおフラクトオリゴ糖とは、通常の砂糖(ショ糖)にフルクトースが1~数個連結して水溶性食物繊維化した糖類である。単糖が数個連結しているからオリゴ糖、それがフルクトースを含むためフラクトオリゴ糖と呼ばれる。ヒト大腸内細菌の善玉菌(乳酸菌類)に選択的なエサになる。ヒトに対しては特定保健用食品にも使われ、大腸の健全化に貢献する(≫こちら)。
Q-1乳酸菌を大腸に届かせるなら、フラクトオリゴ糖というQ-1乳酸菌のエサも同時に届かせたいね!! いいね、こういうのシンバイオティクスと言うんです(≫こちら)。
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::: Q-1乳酸菌 × 世界の料理 :::
諸条件をじっくりと考え、私が作ったのは、『お刺身のキムチパムチム』です。
パムチム(파무침)は韓国や北朝鮮の料理です。パ(파)=ねぎ、ムチム(무침)=和え物。パムチムは現地ではお肉やお魚に添えられたりします。
取り分けても素敵ね♡ お刺身と野菜って雰囲気あるね!
小料理屋みたいじゃないです? お酒飲めそうじゃないです? 今回、本当に心を込めて作りましたので。
旬の食材として使ったのは地元の天然魚です♪
わーいお刺身!!家飲みできる食材だし、ワンランクアップにもいいね。あと、秋冬が旬の長ねぎ♪ 私の菜園で育った地物なので旬まちがいなしです! それにどこにでも売っている身近食材の筆頭格です。
レシピは簡単です。
材料(2人分):
- 刺身用のサク
- 約200 g
- キムチ(※1)
- 100 g
- 酢
- 大1/2
- オリゴ糖(※2)
- 小1
- 塩
- 小1/2
- ごま油
- 小1/2
- チューブのにんにく
- 5 mm程度
- コチュカル(※3)
- 小0~小1/4
- 長ねぎ
- 2本
- 白ごま
- 仕上げにふる量
※1:「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」使用。
※2:シロップ状で市販されています。あればフラクトオリゴ糖を使います。なければ省いてもよいです。
※3:コチュカルは粉砕韓国唐辛子です。キムチ唐辛子として売られているものでよいです。辛さの好みにより使用量に幅があります。
作業工程:15 分
- 魚を薄いお刺身に切り、皿に並べる。
- キムチの漬け汁を刺し身の表面に塗り(ハケやスプーンの裏などで)、いったん他の皿などでフタをして冷蔵庫で冷やす。
- ボウルにキムチを入れ、酢でキムチの容器を洗い込んでボウルに入れる。
- ボウルにフラクトオリゴ糖、塩、ごま油、チューブのにんにく、辛さの好みに応じてコチュカルを入れて混ぜ、味見をして塩加減や酢加減や甘さ加減を好みに調え、冷蔵庫で冷やす。
- 別のボウルに氷水を用意し、長ねぎを7 cm長さの白髪ねぎに切り(白い部分だけでも緑の部分を交ぜてもよい)、ボウルに入れて白髪ねぎが冷えたら指で1つ1つ繊維をはがすように優しくもんで、ネギがカールしたらザルにあげる。
- サラダスピナーや綺麗なタオルを使い、白髪ねぎの水分をしっかり取る。
- 冷蔵庫から刺身とキムチを出し、キムチのボウルに白髪ねぎを入れてさっと全体を混ぜて刺身に盛り、白ごまをふって出来上がり。
- Enjoy!
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このレシピの特徴は以下の通りです。
- キムチ製品使用量を1人50 gとした。
- キムチのQ-1乳酸菌の全量を料理に使うため容器を酢で洗い込んだ。
- 魚を薄く切ることで魚の表面積を増し、相対的にキムチ味が薄れないようにした。
- キムチの汁を有効活用して刺身が乾燥しないようにした。家飲みで時間をかけてゆっくり食べていただける。
- フラクトオリゴ糖とQ-1乳酸菌のWの組み合わせ。いわゆるシンバイオティクスを実現した。
- 酢と塩とごく少量のにんにくとごま油で、お酒が美味しい居酒屋的な風味と味を出した。
- 卓上で切り分けるのではなく、綺麗に切ってサーヴすることで、居酒屋的な取り分けやすさを実践した。
- 白髪ねぎ盛りは高さが出るし、刺し身は地物の天然。ワンランクアップを達成した。
また、冒頭に述べた今回の調理条件も、すべてをクリアするように考え抜きました。
- 「お漬物由来のQ-1乳酸菌が 生きて腸まで届くキムチ」を使う。→OK
- ひんやりおつまみ→冷蔵庫温度、OK
- 火を使わないで作る→OK
- 身近な食材を使う→刺身とネギは身近だ、OK
- 旬の食材を使う→天然&地物のお魚と秋冬が美味しい旬のネギ、OK
- 簡単に作れる→切るだけ、和えるだけ。OK
- 家飲みに適する→日本酒、マッコリ、ワイン、ビール、紹興酒のすべてに好相性でした(試したんかw笑)
- 家飲みがワンランクアップする→美味しいお刺身と丁寧に切ったネギ♪、OK
- 製品の味を大事に活かす→OK
- 適正量を摂取する→1人製品50 g、OK
- Q-1乳酸菌のメリットを最大限に活かす→適正量の上、加塩や低pHなど今回の調理条件は生育環境の範囲内であり、共に大腸に届くフラクトオリゴ糖を配合したレシピ。OK。
ばんざい\(^o^)/
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今回「旬の食材」という条件が入っているのが嬉しかったです。夏なら青じそ。春なら少しのよもぎもアクセントになるしワサビの葉とか合わせたらすごく美味だろうなあ♡ 初夏の新玉ねぎもやってみたいなあ♡ ←そうそう玉ねぎは天然のフラクトオリゴ糖摂取源に良いそうですよ。今回は季節外れなので使いませんでしたが。
今回、技術と研究によって生まれた製品は、私に「ちゃんとやりたい」という気持ちを与えてくれました。心をこめて、全力で。美味しいことはもちろんですが、美味しさに機能性を乗せて、日常に入り込むワクワクの時間も便乗して。
とはいえ私も微生物学などは詳しくないから何か違ったことを考察してしまったかもしれないけど、私は、それでも考えたかったんですね。私だって健全な腸環境が続けば嬉しいし、本製品の研究開発の価値を効果的に伝えられる料理レシピが生まれたら嬉しい。それが人の役に立てば嬉しいし、誰に伝わらなかったとしても自分と家族の健康と幸せにつながるのなら、こんなに嬉しいことはない。
今回、食べ物が体に良いとは、栄養素を与えるだけではないと、このQ-1乳酸菌入りキムチから痛いほどに教わった気がします。この勉強には長い時間を要しましたが、「痛いほどに」と思えるほど学べて有意義でした。腸内細菌はヒトの最高のパートナーだと再認識できたことも、未来をまたひとつ健康増進へと変えてくれる階段を上らせてくれました。
Let’s 菌活!!
Change our health,
Change our future !!
(健康を増せば、未来が変わる!)
腸内細菌はヒトの最高のパートナー。
腸を健やかにする菌とともに生きよう。
そして・・・、あなたの人生に素晴らしい未来を!!
本企画を主催されたレシピブログと東海漬物株式会社に、心より感謝申し上げます。