キャロットサンバル

  • 南アフリカ共和国料理

  • 現地表記

    :Carrot sambal(英語)

  • 概要

    :にんじんの甘酢唐辛子漬け

キャロットサンバル

サンバルとは世界のいろいろな国の料理に登場します。辛いソースだったり、薬味だったり、またはこのようなサラダだったり。その共通点は「味を変えるもの」とか「ちょっとした辛味づけ」といったところでしょうか。南アフリカ共和国でバニーチャウというカレー料理を知ったとき、同時に、このカレー料理にはにんじんのサンバルがつくことも知りました。このキャロットサンバルを作ってみたら、カレーのお供のみならず、普段のおかずにもとても良くて、気に入りました。作りやすく、美味しく、日持ちして、お皿に乗せると彩がよく、もちろんにんじんの栄養も得られるので嬉しいですね。唐辛子はただ辛くするためのものではなく、旨味をもたらす材料なので、辛いのが苦手でも、ほんの少しでも入れてみてほしいなと思います。

材料

作りやすい量):

にんじん
2本(※1)
大2
砂糖
小1
砕いた唐辛子(※2)
小1/2~小1
サラダ油
小1/2
  • ※1:にんじん2本は約300 gを想定しています。
  • ※2:砕いた唐辛子は、キムチ作り用のものや、スパイスコーナーで「あらびき唐辛子」のように売られているものを使います。

調理時間

作り方

  1. にんじんの皮をむき、しりしり器のようなもの(なければ包丁)で細切りにする。
  2. すべての材料を混ぜて出来上がり。
  3. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • サラダ油を加えないレシピもありますが、にんじんの栄養素は油分と一緒に摂取すると良いのと、サラダ油を少々でも加えたほうが良い状態で日持ちするので加えています。
  • しりしり器があると、粗い表面の千切りができるので調味料が良く絡みます。ない場合は包丁で千切りにします。
  • 材料を混ぜたあと、すぐ食べてもにんじんがフレッシュで美味しいですし、しばらく置けば味がなじんで美味しいです。
  • 野菜各種の中でもにんじんは農薬の使用などにより味が大きく変わる野菜類だと思います。無農薬栽培のにんじんなど良いものを使うと、この料理は格段に美味しくなります。

Tips about cuisine

  • 「キャロットサンバル」の英語(南アフリカ共和国の公用語)の綴りは「Carrot sambal」。
  • 「Carrot」(キャロット)はにんじん、「Sambal」(サンバル)は辛いものや薬味や付け合わせサラダ類の意味。よって「Carrot sambal」(キャロットサンバル)は「にんじんの付け合わせ薬味」のような意味になる。
  • 南アフリカ共和国料理のバニーチャウの付け合わせの定番である。


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