オクラスープ

  • ナイジェリア料理

  • 現地表記

    :Okra soup(英語)

  • 概要

    :みじん切りオクラとパームオイルのねばねばスープ

オクラスープ

オクロ

アフリカ料理って美味しいんです。特に、サハラ砂漠の南にあるブラックアフリカの料理、大好きです。だからこの料理を自宅で作れたとき、私は心の底から震撼する感動を覚えました。なお「もち状の主食」をちぎって「とろみある煮物に浸して食べる」という、主食1+おかず1の食スタイルは、黒人アフリカの典型食文化であり、パームオイルをしっかり効かせて作る煮汁にキャッサバイモ(マニオク)のもちをちぎって浸して食べるのは熱帯雨林すなわちアフリカギニア湾沿岸の典型食文化です。

材料

2人分):

モツミックス(※1)
150g
150mL
オクラ
20本
100mL(※2)
紫玉ねぎ(※3)
1/4個
パームオイル(※4)
大4
アジの干物(※5)
小1つ
味噌(※6)
小1強
唐辛子(※7)
1つ
海鮮ダシの素(※8)
ひとつまみ
マギーコンソメ(※9)
1つ
150mL
小1/2
  • ※1:モツミックスは、またはミックスホルモンとして、鉄板焼きやモツ煮込み用の材料としてスーパーで売られているものです。
  • ※2:オクラの次に記載している水100mLは、ハンドブレンダーを使用してオクラをみじん切りために使用するものです。包丁でみじん切りにする場合は水を加えず、そのかわり、のちほどオクラを鍋に入れるときに一緒に鍋に入れます。
  • ※3:紫玉ねぎは味が良いので、あれば使います。ない場合は普通の玉ねぎでよいです。
  • ※4:鮮やかなオレンジ色をしたパームオイルは西アフリカ~中央アフリカ各国の特徴的食材です。白いココナッツオイルとはまったく違うものです。なくてもオクラ煮は作れるものの、ないと現地らしい風味がしなくなってしまうので、ネット通販や輸入食材店で入手してほしいです。
  • ※5:現地でも干物を煮物のダシに使うので、アジの干物はその代用です。皮や骨を除いて身だけを取り出したとき、大さじ3~4杯の身が取れればよいです。塩サバの切り身でもよいです。
  • ※6:現地では、スンバラ、ネテトゥ、イル、シコム、ダワダワ等の名称で呼ばれる木の実の発酵した味噌風調味料を使います。日本の食材では八丁味噌が一番似ていると思い、私はいつも八丁味噌か茶色が濃いタイプの普通の味噌を使っています。
  • ※7:アフリカを思い起こす香りをもつシネンセ種の唐辛子があれば最適です。メキシコ料理のハバネロが近縁種なのであればそれでもよいです。ない場合は辛味を少々つけるために、カイエンペッパーをひとふり加えるとよいです。
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  • ※8:現地ではザリガニの殻の味の調味料を市販のダシの素として売っています。日本でならエビ風味が入った海鮮ダシの素を使うか、桜エビを砕いて用いるとよいです。
  • ※9:マギーコンソメは1cm角のキューブ状のものを1つ使用しました。

調理時間

作り方

  1. モツミックスは洗わずに、フタのできる小鍋に入れ、水を入れて火にかけ、30分ほど煮立てて柔らかくする。フタをしたまま火を止めて置いておく。
  2. その間にオクラをみじん切りにする。包丁でたたく場合は大きな塊が残らないように、細かく均一に刻む。ハンドブレンダーを使う場合はオクラを1cm角切り以下のサイズにザク切りにしてブレンダー容器に入れる。一瞬だけブレンダーを回し、場所を変えてまた一瞬だけブレンダーを回す、これを繰り返し、細かくなった部分をスプーンを使って別ボウルに取り除きながら、最終的に大きな塊がなくなるまで繰り返す。
  3. 玉ねぎをみじん切りにする。
  4. アジの干物の皮や骨を取り除き、身だけを得る。
  5. フタができる鍋にパームオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎを入れてしばらく加熱し、香りを出す。
  6. アジの干物、モツの煮汁、味噌、包丁を一か所刺した唐辛子、海鮮ダシの素、マギーコンソメ、水、塩を入れ、フタをしてぐつぐつと3分ほど煮立てる。
  7. モツの具とオクラを入れ、全体を混ぜてとろみを引き出しながら、3分ほどぐつぐつと煮る。
  8. 味見をして、塩加減や辛味を調える。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • オクラをハンドブレンダーを用いてみじん切りにする場合、決して均一なピューレにしてはなりません。よって、連続運転はせず、一瞬だけモーターを回して、場所を変えてまた一瞬だけモーターを回す、といったことを繰り返します。そして、細かくみじん切りになったところからスプーンを使って別ボウルに取り分けていき、大きな塊がいつまでも残らないようにします。
  • オクラのヘタも使います。
  • オクラを包丁でみじん切りにしても、ブレンダーを使っても、10~15分くらいかかると思います。
  • このレシピでは加える水の総量は400mLです。100mLは、オクラのハンドブレンダー破砕に使うか、使わない場合は直接鍋に投入するかのどちらかになるので、間違えて総量が減らないように注意します。
  • アフリカ現地のシネンセ種の唐辛子を使う場合、特有の香気が漂ってくると中は随分と辛くなっているかもしれません。辛くなりすぎないように注意をしながら、しかし特有の香気があるとアフリカ現地の香りになるので、ある程度は成分が煮汁に出るようにします。

Tips about cuisine

  • 「オクラスープ」の英語(ナイジェリアの公用語)の綴りは「Okra soup」。
  • 「Okra」(オクラ)は緑野菜のオクラのことであり、「soup」(スープ)は煮込み料理の意味である。よって「Okra soup」(オクラスープ)は「オクラの煮込み」のような意味になる。


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