油条(ヨーティアオ)

  • 中国料理、台湾料理

  • 現地表記

    :油条(中国普通話)

  • 概要

    :細長いプレーンな揚げパン

油条(ヨーティアオ)

中国や台湾のお粥の朝食で、油条(ヨーティアオ)を食べると感激しますよね!!ふわふわさくさくのプレーンな揚げパンがお粥の友なのだから、お粥とパンは一緒には食べない日本の食卓から見ると興味深い食文化です。私はちょっとした揚げ物は直径15 cmの小鍋でちゃちゃっと揚げるので、12 cm長さ→揚げると膨張して約15 cmになるという、作りやすい油条(ヨーティアオ)をレシピ化しました。塩も砂糖も使わないシンプルレシピ。写真のように空胞が大きく出来るのが正解です。

材料

約15 cmが4本分):

中力粉
100 g
ベーキングパウダー
小1
重曹
小1/5
60 mL
サラダ油A
小1
サラダ油B
揚げる量(※1)
  • ※1:揚げるためのサラダ油は鍋に深さ4 cm以上を入れます。

調理時間

作り方

  1. 小さな容器に中力粉、ベーキングパウダー、重曹を加えて菜箸でざっと混ぜ、ザルでふるってボウルに入れる。
  2. 水とサラダ油A(小さじ1杯)を加えて菜箸でぐるぐる混ぜ、最後はサラダ油(分量外)を塗った手やヘラを使って生地をひとまとめにする。
  3. 作業台や作業トレイにサラダ油(分量外)を塗り、生地を置き、指先にサラダ油(分量外)をつけてトントンと押しながら、徐々に12 cm×12 cmの正方形に延ばす。
  4. 包丁で3 cm幅に切る(長方形の生地が4つ出来る)。
  5. 1切れずつ、長方形の長い2辺の真ん中に菜箸を押し付け、長辺と長辺の間にくぼみをつける。
  6. 小鍋にサラダ油B(揚げ物用)を入れて160~170℃くらいに熱し、1切れずつ落として揚げる。
  7. 膨らまなくなったら取り出して網の上に置いておく。
  8. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • ベーキングパウダー小さじ1杯と重曹小さじ1/5杯は、4 gと1 gで量ってもよいです(厳密には一致しないが出来上がりには大差はないです)。
  • 揚げる前に生地が乾くと膨張の妨げになるので、生地にサラダ油を加えています。
  • 生地を押しすぎると空胞が大きく作れなくなるので、生地は優しく弱く押します。
  • 私は直径15 cmの小鍋で揚げるので、長さ12 cmの生地なら少々膨らんでも丁度良く収まります。
  • 生地を揚げ油に入れるとき、少々ひねりを入れる方法もあります。
  • 揚げ時間が長いと表面が固くなるので、揚げ色がきれいにつき「もう膨らまないな」と思ったら早く取り出すとよいです。

Tips about cuisine

  • 「油条」(ヨーティアオ)のピンインは「yóu tiáo」。
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