韭菜合子(ジウツァイホーズ)

韭菜合子(ジウツァイホーズ)、中国料理、ニラのお焼き。

韭菜合子(ジウツァイホーズ)

中国の小さな市場で、朝、こういうお焼きを買ったことがあります。日本の台所でも簡単にできるし、ちょっとのニラと卵でも美味しい食事をいただけます。
材料(8個分):

強力粉・・・200g
お湯・・・150mL
ニラ・・・好きな量。20~50gくらい。
小エビ、おきあみの類・・・大1
しいたけやきくらげ・・・みじんぎりにして大1くらいの量
・・・2個
・・・小1/2
・・・大1/2
酒(日本酒や料理用酒)・・・大1
調理時間:60 分
作り方:

  1. 強力粉にお湯(熱湯)をかけて、ヘラで混ぜ、冷めてきたら手でよくこね、フタをするか濡れふきんをかけて20分置く。
  2. その間に、ニラとエビとしいたけをみじん切りにし、フライパンで油炒めする。
  3. 溶き卵を加えてよく混ぜ、ニラそぼろを作る。
  4. 打ち粉をふった台の上で、こねた強力粉を円筒状に延ばし、8等分に輪切りにし、断面に打ち粉をつけておく。
  5. 輪切りの面を上にして、端から中央へ向けて麺棒を転がして力をかけては麺棒を戻し、輪切りを少しずつ回転させながら繰り返し、直径10cmくらいの餃子の皮風に延ばす。
  6. 8枚の皮を並べ、ニラそぼろを8分の1ずつ中央に置く。
  7. 手に持って2つ折りにし、半円形になったフチをつまんで閉じる。
  8. フチをねじりはちまきの模様が出るように1cmずつ折りこんでいく。
  9. テフロンのフライパンや鍋などに乗せ、フタをして中火でじっくり加熱。
  10. きれいな焼き色がついたら出来上がり。
  11. Enjoy!
こつは:
・皮を延ばすときは、全面を麺棒で延ばすのではなく、中心から上半分、というように、直径ではなく半径を少しずつ広げるように意識します。
・生姜をちょこっと入れても美味しい。

Tips about cuisine

・韭菜合子(ジウツァイホーズ)の中国語のピンインは「jiǔcàihézǐ」。
・韭菜(ジウツァイ)はニラ。
・合子(ホーズ)はフタがピッタリ合う入れ物やカゴの意味。
・「合(ホー)」の発音は日本にはありません。ホーとハーの中間であり、フーっぽくもあり、日本人には極めて困難な発音です。日本語が上手な中国人に「敢えてカタカナで表現するなら何が一番近いか?」と相談した結果、私のサイトではホーの音を置いています。
・中国では、合子(ホーズ)は「盒子」とも書きます(どちらも簡体字として使われていますし、発音は同じです)。ただ「合子」のほうが一般的に使われる字だそうです。
・上記中国人友人に教わったのですが、現地では、刻んだ春雨を入れることも多いそうです。入れると具の余計な水分を吸ってくれて、仕上がりがよくなるのだそうです。



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