葱油饼(ツォンヨーピン)

葱油饼、蔥油餅(ツォンヨーピン)、中国料理、台湾料理、小麦粉のネギ巻き焼き

葱油饼(ツォンヨーピン)

中国や台湾で、屋台で売られる代表的な食事です。小麦粉をふんわりと練って、刻み葱と油の旨味で、サクっとモチっといただきます。病みつきになりそうな食感です。
材料(2~4人分):

中力粉・・・2C
冷水・・・1C弱
ラード(なければ牛脂かサラダ油)・・・大1
小ねぎやニラ・・・刻んだものをお茶碗1杯
・・・小1
打ち粉のための粉(種類はなんでもよい)・・・適量(多めに)
焼くための油・・・適量
調理時間:4 時間
作り方:

  1. ボウルに粉と水を入れ、箸かヘラでガガーっと混ぜる。決して練らない。あくまでガガーっと、そしてあっという間に混ぜ完了、というようにする。
  2. ボウルに濡れふきんを乗せて3時間ほど置いておく。
  3. 3時間が経過する頃に、小ねぎ(ニラを混ぜても美味しい)を小口切りにし、湯せんで溶かしたラードに入れ、塩を入れ、箸でよくかき混ぜ、ネギの油あえを作る。
  4. 生地を適当に2つ程度にちぎり、打ち粉をしながら、ひっぱりながら、麺棒で幅広く延ばす。目安は、例えば縦10cmで横30cmの長方形みたいな。
  5. ネギの油あえを均等に乗せ、空気をふわっと含むように数回折りたたむ(例えば2cm直径で長さ30cmのひも状になる)。
  6. 空気をふわっと含むように、端からくるくる丸めて渦巻き型にする。
  7. 打ち粉をして、渦巻きが平たくになって拡がるように、麺棒でふわっと延ばす。
  8. フライパンに薄く油を敷き、素焼きのような感じで両面をしっかり焼く。
  9. Enjoy!
こつは:
・生地を延ばすとき、薄くしすぎると破れるので、打ち粉をしっかりまぶし、薄くなりすぎないように注意する。
・最初に生地を延ばすとき、麺棒で力を加えると生地が硬くなるので、ひっぱりながら延ばす意識をもつ。
・焼くとき、水分が飛んで乾燥しそうならばフタをするとよい。

Tips about cuisine

・「葱油饼」(ツォンヨーピン)は中国簡体字(中国大陸本土の文字)であり、ピンインは「cōngyóubǐng」。
・「蔥油餅」(ツォンヨーピン)は中国繁体字(台湾の文字)であり、ピンインは同上。
・日本の漢字で表すと「葱油餅」となる。

本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやXなどのSNSにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動・サイト記事作成・出版等で料理レシピや写真を使用する場合は有料です(料金は≫こちら)。※無断使用が発覚した場合は料金3倍にて請求書を発行しますのでお支払い頂きます。
事後連絡下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。※教職員の使用は上に該当するため有料です。
禁止事項
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用または営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。