ザワークラウト

ザワークラウト

ザワークラウトは発酵して酸っぱくなった美味しいキャベツです。ドイツ料理としてあまりに有名ですが、ヨーロッパのいたるところで普遍的に作られています。今ではビン詰めのザワークラウトが年中市販されていますが、田舎のおばあちゃんのレシピで作ってみました。キャベツと塩と少々の寒冷地ハーブだけで作る、本物のレシピです。

材料

作りやすい量):

キャベツ
500 g
5 g
ディルの茎(※1)
1~2本
  • ※1:ディルはハーブの一種です。なければ省きます。

調理時間

(発酵時間を除く)

作り方

  1. キャベツの葉を1枚残して千切りにする(太い芯の部分は除いてよい)。
  2. 千切りキャベツの重さを量り、キャベツの重量の1%に相当する塩を量り、キャベツと塩を交互にボウルに入れる。
  3. 泡だて器、麺棒、ビンの底などを使って、上からトントンと叩き、キャベツの繊維を壊す。
  4. 漬ける容器(漬物つぼなど)に、好みでディルの茎と一緒に入れ、キャベツの葉で上面を覆い、重石を乗せる(石のほか、水を入れたペットボトルなど)。
  5. キャベツの底に水がたまってきたらフタをして冷暗所に置いておく。
  6. 数日あるいは数週間、酸っぱくなるのを楽しみに、発酵を続ける。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • キャベツの量が増減しても、塩はキャベツの重さの1%なので、簡単なレシピです。
  • キャラウェイシードなどを加えるレシピもありますが、香りの強いスパイスが入ると料理に使いにくくなるかもしれないので、ここでは、いろいろな料理に使いやすいように、シンプルに作りました。
  • 酸味が出たら、ビンに移して冷蔵庫に入れると保存しやすいです。

Tips about cuisine

  • 「ザワークラウト」のドイツ語(ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、ルクセンブルクの公用語)の綴りは「Sauerkraut」。
  • 「Sauer」(ザワー)は酸っぱい、「Kraut」(クラウト)はキャベツの意味。よって「Sauerkraut」(ザワークラウト)は直訳して「酸っぱいキャベツ」の意味であり、発酵したキャベツの漬物を指す。


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