ドゥンダマ
-
国
:キルギス料理
-
現地表記
:Дындама(キルギス語)
-
概要
:肉と野菜と油の蒸し煮
中央アジアの中国寄りに位置するキルギスでは、ドゥンダマという肉と野菜の蒸し煮が国民食です。途上国の料理なので、入れる具や調味料に決まりはないのですが、今回は私がキルギスのおばさんに作ってもらったものを参考にしています。遊牧民の文化が根付く国なだけに、フレッシュバター(現地でカイマックと言う)を加えていたのが印象的な味でした。
材料
(4人分):
- サラダ油
- 大1~3
- バター(※1)
- 大1~3
- にんにく
- 1かけ
- 鶏肉か羊肉
- 4人が食べる量
- じゃがいも
- 2~4個
- 玉ねぎ
- 1個
- にんじん
- 1本
- キャベツ
- 1/4玉
- 塩
- 小1
- こしょう
- 少々
- トマト
- 1個
- ※1:マーガリンでもよい。
調理時間
:1 時間
作り方
:
- フタができる鍋にサラダ油とバターを敷き、中火で加熱して溶かして底に広げる。
- にんにくをみじん切りにして入れてしばらく加熱して香りを出す。
- 肉を食べやすい大きさに切り、皮があれば皮を下にして鍋に並べる。
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎを一口サイズよりも大きめに切り、肉の隙間に入れる。
- キャベツを放射状に1/16に切り、具の上に並べて置く。
- 塩とこしょうをむらなくふりかける。
- フタをして弱火~中火で10分。水を入れたくなったら入れてもいい。
- 中身をひっくり返し、粗く刻んだトマトを入れて、フタをして引き続き10分。
- 1時間くらい経って、野菜が柔らかくなっていたら出来上がり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 本来は、肉の脂身を鍋底に敷いて作る料理です。油は、嫌でなければ、多めに入れると現地の雰囲気に近くなります。
- 好きな野菜を使って作ることができるごった煮ですが、キルギスはあまり野菜が豊富な国ではないので、キャベツじゃがいもにんじんくらいで作るとが現地風です。
- キルギスは中国に接する国で、醤油や味の素がある家庭もあります。気分でこれらをちょこっと入れてもキルギス風です。
- 鶏肉であれば、骨付きのぶつ切り肉を使うと美味しいです。
- 水を足してもよいのですが、野菜からどんどん水が出てくるので、様子を見てください。
- キルギス人が好むカイマック(乳脂肪分)の味を出すために、バターかマーガリンは是非入れてください。
Tips about cuisine
- ドゥンダマのキルギス語(キルギスの公用語)の綴りは「дындама」。
- カザフ語のドゥンダマ(дымдама)と一文字違いなのですが、これは「潤い」という意味であり、料理としてのドゥンダマが水分で蒸すように作るのと関連しているかもしれないなと推測しています。
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