パパワンカイナ

  • ペルー料理、ボリビア料理

  • 現地表記

    :Papa Huancaína(スペイン語)

  • 概要

    :ゆでじゃがいものチーズ唐辛子ミルクソースがけ

パパワンカイナ

料理名の「ワンカイナ」は「ワンカヨ」に由来します。ペルーの首都リマからアンデス山脈側に入った高地の都市「ワンカヨ」の名を冠した有名料理です。ゆでじゃがにチーズ唐辛子ミルクソースをたっぷりかけて、とてもとても綺麗な料理ですよね。でも私はワンカヨに行ったことがありません。テロゲリラ組織「センデロルミノソ」の本拠地なので旅行者は行ってはいけません。食卓で楽しむにとどめましょう。オリーブとゆで卵とレタスを付け合わせるのが定番です。

材料

4人分):

じゃがいも(※1)
大4個
2個
クラッカー(※2)
40 g(※3)
牛乳
150 mL(※3)
チーズ(※4)
120 g(※3)
アヒアマリージョ(※5)
大1.5(※3)
サラダ油
大1(※3)
小1(※3)
小1
レタスなどの青菜
少々
オリーブ(※6)
8粒
  • ※1:じゃがいもの品種は問いません。形がきれいなものを選ぶとよいです。
  • ※2:スーパーでチーズのコーナーに置いてあるようなおつまみクラッカーがよいです。塩気が薄く、バター等があまり入っていないような、シンプルなものを選びます。
  • ※3:ソースを作る材料は、好みの硬さや味によって使用量が割と変動します。足したいときのために余裕をもって用意しておくとよいです。
  • ※4:現地のチーズはなかなか手に入らないので、カッテージチーズやピザチーズなどを使います。写真はピザチーズ(色が白っぽいもの)を使用。
  • ※5:現地では生の黄色唐辛子から手作りもしますが、日本ではペーストの瓶詰めが市販されています。アヒアマリージョの代用はなかなか難しいので、輸入食材店で調達します。
  • ※6:典型的には紫オリーブを使います。なければ黒オリーブを使います。

調理時間

(じゃがいものゆで時間を30分とした場合)

作り方

  1. じゃがいもを洗って芽を取り除き、鍋に入れ、たっぷりの水を張って火にかけ、沸騰後は弱い沸騰状態を保つ程度に火加減を落とし、20分~30分、あるいは菜箸を刺して中まで火が通ったことが確認できるまでゆでる。
  2. その間に卵を小鍋に入れて水を張って中火にかけ、沸騰後10分程度火にかけ、固ゆで卵を作る(10分後に火を止めてからも湯に浸けておくと確実に固ゆでになる)。
  3. じゃがいもと卵をゆでている間に、ハンドブレンダー用の容器またはミキサーにクラッカーと牛乳の半量(70 mLくらい)を入れて菜箸でつつき、クラッカーに牛乳を吸わせ、チーズ、アヒアマリージョペースト、サラダ油、酢、塩、を入れ、ハンドブレンダーまたはミキサーにかける。
  4. なめらかなソースになるよう、牛乳を何回かに分けて追加し、ハンドブレンダーまたはミキサーにかける。とろっとしたチーズソースが出来たら牛乳はそれ以上入れなくてよい。
  5. チーズソースの味見をして、塩加減や辛さ加減を好みに調える。
  6. ゆで卵の殻をむき、糸を使って2つ割りにする。
  7. じゃがいもの皮をむき、包丁で厚さ2.5 cmくらいに切る。
  8. あればレタスなどの青菜をちぎって皿に乗せ、じゃがいもを置き、チーズソースをかけ、ゆで卵とオリーブを乗せて出来上がり。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • じゃがいもを切るとき、薄すぎず厚すぎず、厚さ2.5 cmくらいに切ります。よって、幅が5 cmくらいのじゃがいもを選ぶと、2つ割りにするだけでジャストサイズになります。
  • じゃがいものゆで汁はどうしても濁るのと、ゆで卵にひびが入ると濁った汚れがつきやすいのと、2つのゆで時間が異なることから、じゃがいもと卵は別々にゆでています。
  • 2口コンロを想定してじゃがいもと卵を同時に別々にゆでていますが、1口コンロの場合は、どちらかあるいは両方を事前に作っておきます。ソースだけなら5分くらいで作れるのでとても便利です。
  • アヒアマリージョがない場合、カイエンペパーパウダー(粒子の細かい唐辛子粉)とおでんの辛子を使ってそこそこ辛くし、黄色味が強いチーズを使うことで、似た感じに作ることができます。
  • クラッカーのかわりに食パンの白い部分を使うこともできます。
  • 牛乳のかわりに無糖練乳を使うレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「パパワンカイナ」のスペイン語(ペルー、ボリビアの公用語)の綴りは「Papa Huancaína」。本式には「Papa a la Huancaína」(パパアラワンカイナ)と綴る。
  • 「Papa」(パパ)はじゃがいも、「a」(ア)は方向性を指す単語で、「la」(ラ)は英語のtheのような定冠詞、「Huancaína」(ワンカイナ)は形容詞でおそらく「ワンカヨ(Huancayo)の」の意味(※語尾の「ína」は用法が多くて未確定)。よって「Papa a la Huancaína」(パパアラワンカイナ)は「ワンカヨ風のじゃがいも料理」のような意味になる。ここから「a la」(アラ)が省略されると「Papa Huancaína」(パパワンカイナ)と呼ばれる。
  • スペイン語では「ua」は「ワ」の音で「h」は無音なので「Huancaína」は「ワンカイナ」と読まれる。
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