パパコンウエボ
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国
:グアテマラ料理
、エルサルバドル料理
、ホンジュラス料理
、ニカラグア料理
、コスタリカ料理
、パナマ料理
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現地表記
:Papas con huevo(スペイン語)
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概要
:じゃがいもと卵の炒め物
中米を旅していたとき、メルカド(市場)で食べるごはんが好きでした。こういう素朴な卵料理が特に朝食にはたくさんあって、今でもこれを作って食べると中米のメルカド食を思いだします。じゃがいもがほくほくと、卵はしっとりと。旨味出しに入れるトマトと玉ねぎがあるから一層美味しい。毎日食べても食べ飽きない味です。じゃがいもをゆでると時間と手間がかかるので、今回は朝食にも気軽に作れるよう、予め電子レンジでじゃがいもを加熱するレシピとしました。
材料
(4人分):
- じゃがいも
- 4個
- 玉ねぎ
- 1/4個
- トマト
- 1/2個
- パセリ(※1)
- 刻んで大1
- サラダ油
- 大2
- 塩
- 小1
- こしょう(※2)
- 小1/2
- ※1:パセリはあればイタリアンパセリがよいです。ない場合は普通のパセリでも乾燥パセリでもよく、省いてもよいです。
- ※2:こしょうはあればミルで挽きたてのものがよいです。
調理時間
:
作り方
:
- じゃがいもを洗って芽を取り、フタつきの耐熱容器に入れ、600 Wで10分を目安に加熱する。
- その間に玉ねぎをみじん切りにし、トマトを1 cm以下のサイズの角切りにし、パセリをみじん切りにし、卵を割り(溶き卵にしない)、それぞれ小さな容器に入れておく。
- じゃがいもを水にさらし、素手で持てるくらいに冷めたら、皮をはぐように薄くむき、縦4つ切りにしてから1 cm厚さに切る。
- フライパンにサラダ油を入れて強火で熱し、玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。
- トマトを入れ、トマトを潰しながら、トマトにしっかりと火を通す。
- 中火にし、じゃがいもと塩を入れて、ときどき混ぜながらじっくりと加熱する。じゃがいもが底にくっついたら水を少し入れてはがす。
- 途中でこしょうを入れる。
- 5分ほど待ってじゃがいもが中まで熱くなったら、1つ食べてみて、中が生焼けでないことを確認する。
- 火力を少し強め、卵を入れ、混ぜすぎないように混ぜ、卵に9割方火を通す。
- パセリをふりかけ、最後に大きく上下を返し、ここで10割火を通し、出来上がり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- じゃがいもの品種は問いませんが、写真は煮崩れしにくいメークインを使っています。
- 卵がカラカラにならないよう、水分を飛ばし過ぎないよう、生焼けでなくなったらすぐに火からおろします。
- パンと一緒に食べることが多い料理なので、パンに乗せたときにちょうどよい塩加減になるよう、塩加減はぼやけないようにつけます。
- ピーマンを刻んで加えるレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「パパコンウエボ」のスペイン語(グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマの公用語)の綴りは「Papas con huevo」。
- 「Papas」(パパあるいはパパス)はじゃがいも、「con」(コン)は英語のwithと同じで「○○と」、「Huevo」(ウエボ)は卵の意味。よって「Papas con huevo」(パパコンウエボ)は「じゃがいもと卵」の意味である。
- スペイン語では一般複数系の語尾の「s」を落として読む傾向にあり、「パパスコンウエボ」でもよいが「パパコンウエボ」と読むほうが自然と思われる。私の現地の聞き取りもパパコンウエボでした。
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