ラフティネカルトゥリピルカス

  • エストニア料理

  • 現地表記

    :Lahtine kartulipirukas(エストニア語)

  • 概要

    :ふわふわポテトパイ

ラフティネカルトゥリピルカス

「ラフティネ」がゆるい、「カルトゥリ」がじゃがいも、「ピルカス」がパイないしオーブン焼き物の意味なので、料理名は「ゆるいポテトパイ」や「ふわふわポテトパイ」のような意味をもちます。じゃがいもをほくほくにゆでてマッシュして、卵やチーズをふわっと混ぜてオーブンに入れるだけ。ほら、スクランブルエッグも、硬いより柔らかいほうが美味しいしパンに合うじゃない? このパイも、そういう「ゆるふわ」を楽しむ料理として食卓に乗せると素敵です。もちろんゆるさ硬さ加減は好みなので、毎回ちょっと変えたりするのも楽しいでしょうか。ともあれ、チーズがたっぷり入っていて、じゃがいもがほくほくしていて、その味わいは確実に美味しいものと思います。

材料

6人分):

じゃがいも
500 g
3個
小1/2
こしょう
小1/5
粉チーズ
大1
ピザ用チーズ
100 g
バター
少々

調理時間

作り方

  1. じゃがいもの芽を取って鍋に入れる。
  2. じゃがいもがかぶる量の水を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして15~20分あるいはすっと菜箸が刺さるようになるまでゆでる。
  3. その間に、ボウルに卵、塩、こしょう、粉チーズ、ピザ用チーズを入れ、混ぜておく。
  4. オーブンを180℃で予熱開始。
  5. オーブン用耐熱容器(なければ陶器のスープ皿やオーブン天板に直接でも)にバターを薄く塗る。
  6. じゃがいもがゆで終わったら冷水で洗って触れるくらいの温度に下げ、皮をむいて別のボウルに入れ、すりこぎやマッシャーで潰してマッシュポテトにする。
  7. マッシュポテトを卵液のボウルに入れ、全体を均一に撹拌し、味見をして塩加減がぼやけないように調整する。
  8. バターを塗った容器に入れ、180℃のオーブンで15分(あるいは好みの焦げ色がつくまで)焼く。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • パンと一緒に食べると美味しいので、パンに乗せたときにちょうどよい塩加減、すなわち味見の段階で塩加減がぼやけないようにします。
  • ゆるくしたいときはピザ用チーズを多く、硬くしたいときは粉チーズを多く(ピザ用チーズはその分少なく)するとよいです。

Tips about cuisine

  • 「ラフティネカルトゥリピルカス」のエストニア語(エストニアの公用語)の綴りは「Lahtine kartulipirukas」。
  • 「Lahtine」(ラフティネ)はゆるい、「Kartuli」(カルトゥリ)はじゃがいも、「Pirukas」(ピルカス)はパイないしオーブン焼き物の意味。よって「Lahtine kartulipirukas」(ラフティネカルトゥリピルカス)は「ゆるいポテトパイ」の意味になる。
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