ジャークチキン

ジャークチキン

「邪悪なチキン」・・・これは、それほどに、旨い。ジャマイカ料理で「ジャーク」(Jerk)とはスパイシーマリネグリルのこと。そしてこれがジャマイカを代表する料理であり、カリブ海を代表する料理の位置づけにあるかもしれません。ジャークシーズニングという、辛味があってスパイシーで美味しいタレをまぶしてお肉を焼くだけで、実に美味しい。しかも鶏肉がめちゃくちゃ柔らかくなります。アウトドアバーベキューは現地ジャマイカスタイルそのものでもってこいの味ですし、ワインにも合います。カリブ海全域に広まった美食の味を、気が向いたときに是非お楽しみください。

材料

2人分):

鶏の骨つきレッグ(※1)
2本
レモン果汁
大2
ジャークシーズニング
大3~4(※2)
  • ※1:手羽元を使ってもよく、その場合は1人3~4本あるとよいです。
  • ※2:ジャークシーズニングは市販品(輸入食材店など)でもよいですし、リンク先を参照して手作りしても美味しいです。使用量は製品により差があります。

調理時間

:40 分(鶏肉を漬け込む時間を除く)

作り方

  1. 鶏肉の一か所に骨と並行に切れ目を入れ、骨がむき出しになるようにし、全体的にレモン果汁をかけて表面を洗い、果汁を捨てる。
  2. ポリ袋に鶏肉とジャークシーズニングをかけ、手でもむように混ぜる。
  3. 冷蔵庫で2時間~1晩ほど漬け込む。
  4. 180℃のオーブンやアウトドアバーベキューで20分を目安に焼く。
  5. 骨の際(きわ)まで火が通ったことを確認する。生焼けが残っているなら加熱を続ける。
  6. オーブンの場合、最後は最高温度にして好みの焦げ目をつける。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 鶏肉をジャークシーズニングに1晩漬け込むと、お肉がとても柔らかくなります。
  • 家庭用レシピとしてオーブンで焼きましたが、庭で炭火で焼けるのならば、大変にジャマイカ風であり、スモーキーな風味がついて美味しいです。
  • オーブンで焼くとき、最初から高温で焼くと中に火が通る頃に表面が焦げてしまうので、最初は低温でじっくりと加熱し、火が通っていることを確認してから火力を上げて表面に焼き色をつけます。

Tips about cuisine

  • 「ジャークチキン」の英語(ジャマイカ、ケイマン、バハマ、バミューダ、タークス・カイコス、英領バージン、米領バージン、アンギラ、セントクリストファーネイビス、アンティグアバーブーダ、モントセラト、ドミニカ国、セントビンセント、セントルシア、グレナダ、バルバドス、トリニダードトバゴの公用語。ドミニカ共和国で通用する言葉)の綴りは「Jerk chicken」。
  • 「Jerk」(ジャーク)はスパイシーマリネグリルの意味。「chicken」(チキン)は鶏肉の意味。よって「Jerk chicken」(ジャークチキン)は「鶏肉のスパイシーマリネグリル」という意味になる。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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