スクチュナムルムチム
韓国や北朝鮮のもやしはコンナムル(콩나물、豆つきのもの)をよく見ますが、日本では「普通のもやし」と言った場合はスクチュナムル(숙주나물、豆が外れたもやし)です。ということで、日本で作りやすいもやしのムチム(コリアン風和え物)として、「スクチュナムルムチム」をよく作っています。簡単だし、いくらでもぱくぱく食べられる美味しさがあり、こういう副菜が食卓にあると、家族も喜んでくれるのです。現地の一般的な味付けを模してコチュカル(砕き唐辛子)を使っていますが、コチュカルを省いてもよいので、辛いものが苦手な方やお子様がいらっしゃる家庭では辛さゼロで作っていただけます。
材料
(4人分):
- もやし
- 1袋
- チューブにんにく
- 小1/2
- 白ごま
- 小1
- コチュカル(※1)
- 小0~2
- 油(※2)
- 小1/2
- 砂糖
- 小1/8
- 塩
- 小1/8
- ※1:コチュカルは朝鮮半島でキムチ用唐辛子に使われる、辛さがマイルドな唐辛子の粉です。ない場合は省くか、辛さに注意しながらそのほかの唐辛子(一味唐辛子やカイエンペパー)で代用できます。
- ※2:油は、ごま油やサラダ油など、好みの風味のものでよいです。
調理時間
:
作り方
:
- 鍋にもやしが十分浸る量の水(分量外)を入れて強火にかけ、沸騰したらもやしを入れてさっと沈め、再沸騰し始めたらさっと取り出してザルに上げ、水気を切る。
- 水気を切る間に、ボウルに残りの材料を入れて混ぜる。
- ゆでたもやしをボウルに入れ、できれば手で(無理なら菜箸で)優しく和える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- ゆですぎては台無しなので、サクサクした食感が失われないよう、ゆで時間はごく短くします。
- 沸騰し始めの頃はまだ温度が低いので、ぐらぐら沸騰するのを待ってからもやしを入れるほうが温度が下がらず失敗しません。
- 現地では使い捨ての薄いビニール手袋がよく使われ、手を使って全体を優しく和えています。使い捨てビニール手袋を使わない場合は、素手か菜箸で和えます。
- もやしの根を取るか取らないかは好みで決めます。
- ごま油の風味が好きならごま油、風味を敢えてつけずにすっきりと味わう場合はサラダ油を使います。
Tips about cuisine
- 「スクチュナムルムチム」のハングル文字・チョソングル文字(韓国や北朝鮮の文字)での綴りは「숙주나물무침」。
- 「숙주나물」(スクチュナムル)はもやし(日本の普通のもやし)、「무침」(ムチム)は和え物の意味。よって「숙주나물무침」(スクチュナムルムチム)は「もやしの和え物」の意味になり、朝鮮半島風には唐辛子を使って赤くて辛い和え物を指す。
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