ベジミンス

日本を離れて世界各地を旅すると菜食主義者の方によく出会います。欧米人女性が多い印象ですが、男性ではインド人のヒンドゥー教徒ややジャマイカのラスタファリアンが多い印象です。ジャマイカ料理の要素の1つに「ラスタファリズム」があり、これは聖書から派生したアフリカ回帰思想で、ラスタファリアンたちは土壌から得る自然で純粋な食材を摂取し、自分を高めます。現地の食堂でときどき見かける料理に「ベジミンス」があり、ベジミート(大豆で作る代用肉)や刻み野菜類を炒め合わせるのがとても素敵に見えて、私はこういう料理を暮らしに取り入れたいなと思ったものです。そういう菜食料理は一般のジャマイカ人家庭でも作られており、今回は「豆腐で作るベジミートを使ったベジミンス」の家庭レシピの一例を掲載します。ヘルシーなライフスタイルを高めましょう♪
材料
(4人分):
- にんにく
- 2かけ
- 玉ねぎ
- 1/4個
- 長ねぎ
- 1/2本
- その他野菜(※1)
- 刻んで1 C
- ベジミート(※2)
- 200~250 g
- サラダ油
- 大1
- オールドベイ(※3)
- 小1/2(※3)
- 乾燥タイム
- 小1/2
- オールスパイス
- 小1/2
- 塩
- 小1/4
- こしょう
- 小1/8
- 水
- 50 mL
- 老抽(※4)
- 小1
- 黒糖(※4)
- 小1/2
- ハバネロペパー(※5)
- 小1/64(※5)
- BBQソース(※6)
- 大1~2(※6)
- ※1:そのほかの野菜類はそのときあるものでみじん切りの炒め物に適するようなものでよいです。野菜の皮や茎など捨てられやすい部位を使ってもよいです。ここでは玉ねぎと長ねぎのほか、にんじんと大根を使っています。その他セロリ、なす、かぼちゃ、かぶ、ズッキーニなどいろんな野菜が使えます。
- ※2:ベジミートはリンク先を参照して木綿豆腐から手作りできます。市販の大豆ミート(そぼろ状のもの)を使ってもよいです。
- ※3:オールドベイシーズニングはリンク先を参照して手作りできます。代用は下のコツ欄参照。
- ※4:「老抽(ラオチョウ)+黒糖」の組み合わせは現地のブローニン(Browning、Grace社などが出している黒糖調味料液)の代用です。老抽(ラオチョウ)は黒色が濃くて塩分が低い中国の醤油ですが、ない場合は塩分に気をつけながら日本の醤油で代用できます。
- ※5:ハバネロペパーは現地のシネンセ種の唐辛子の乾燥品です。生のシネンセ唐辛子があればそれを使います。またハバネロペパーは非常に辛味の強い唐辛子ですがカリブ海料理の独特の風味をつけてくれるので、ごく少量であっても加えるとよいです。小さじ64分の1は下のコツ欄参照。
- ※6:バーベキューソースはリンク先を参照して手作りできます。市販品でもよいです。なければケチャップでもよいです。
調理時間
:
材料と調理のこつ
:
- 調理時間の30分には、ベジミート(豆腐で作る代用肉)やオールドベイシーズニング(米国産スパイスミックス)の準備を含みません。事前にリンク先を参考に手作りするか市販品を購入しておきます。
- オールドベイシーズニングのほか、現地ではフラボライス(Flavorice)やジャークシーズニングパウダーのような他のスパイスミックスなども使われます。オールドベイシーズニングがなければ省けますが、せめてカレー粉やガラムマサラや、手持ちのスパイス単品を幾つか入れるなどして香辛料の風味はつけるほうがよいです。オールドベイシーズニング風の香りを単品スパイスで出すならセロリシードを入れると近い香りを出すことができます。
- 冒頭でジャマイカのラスタファリアン料理について触れましたが厳密なラスタファリアンは塩も摂らない(あるいは塩を選ぶ)ので、このレシピは完全なラスタファリアン料理にはあたりません。ジャマイカの一般家庭で作られる調理法や味付けを元にレシピ化しています。
- しかしながら一応はラスタファリアン向け食堂で出されるベジミンスのイメージから、白い砂糖を使わず、塩を最小限に控えて、動物性の味を入れずに作っています。よって美味しいかどうかというと美味しさに欠けるという印象を持たれるかもしれませんが、その場合は好みで調整できます。
- 「ベジミンス」はお肉類を使わないひき肉風料理の意味であり、味付けや材料を定義していないので、好きなアレンジができます。
- 現地でも、ココナッツミルクバージョン、カレー粉増量バージョン、ケチャップ多めバージョンなどがあります。
- あればサラダ油のかわりにココナッツオイルを使ってもよいです。
- ハバネロペパーは現地のシネンセ種の唐辛子の乾燥品です。あればシネンセ種唐辛子を使います。その場合は切らずに丸ごとを加え、潰さないようにしながら調理します(辛いのが好きなら潰してよい)。
- ハバネロペパーは非常に辛いのでかなり気を付けて加えます。小さじ1/64は(=1/2の6乗なので)小さじ1杯を半分にし、それを半分にし…と、半分を6回繰り返した量です。耳かき1、2杯程度で加えてもよいです。これを加えると西インド諸島の風味がぐんとつき、現地の香りが出るので推奨します。
やっと会えた。アフリカのあのすごい香りの「ピマン」栽培成功!
Tips about cuisine
- 「ベジミンス」の英語(ジャマイカの公用語)の綴りは「Veggie mince」、「Vege mince」、「Veg mince」など。
- 「Veggie」、「Vege」、「Veg」(ベジ)は野菜を意味するベジタブル(vegetable)に由来して肉類を含まない食材や菜食主義のこと、「Mince」(ミンス)はひき肉や食材のみじん切りを意味する。よって「Veggie mince」、「Vege mince」、「Veg mince」(ベジミンス)は「肉類不使用のみじん切り料理」のような意味になる。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
【出典URL付記やリンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやXなどのSNSにおける情報の小規模な引用や紹介。
【事前連絡と出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動・サイト記事作成・出版等で料理レシピや写真を使用する場合は有料です(料金は≫こちら)。※無断使用が発覚した場合は料金3倍にて請求書を発行しますのでお支払い頂きます。
【事後連絡下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。所属・氏名・ご使用目的(授業の科目名や活動のテーマなど)・ご使用ページのURLを明記して連絡をお願いします。※教職員の使用は上に該当するため有料です。
【禁止事項】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用または営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
【出典URL付記やリンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやXなどのSNSにおける情報の小規模な引用や紹介。
【事前連絡と出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動・サイト記事作成・出版等で料理レシピや写真を使用する場合は有料です(料金は≫こちら)。※無断使用が発覚した場合は料金3倍にて請求書を発行しますのでお支払い頂きます。
【事後連絡下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。所属・氏名・ご使用目的(授業の科目名や活動のテーマなど)・ご使用ページのURLを明記して連絡をお願いします。※教職員の使用は上に該当するため有料です。
【禁止事項】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用または営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。






