『10日間減塩健康&幸せメニュー』の連載中です。
このシリーズ記事は以下の続きとして掲載しており、是非1つめから読んでみてください。考え方や計算方法が分かるので面白いと思います。
コンセプト、計算方法
DAY1~2
DAY3~4
コンセプトにも記載していますが、この取り組みの背景は、以下の通りです。
- 血圧は正常(私は100/60台、夫は120/80台)。
- 健康なうちに減塩スキルを高めたい。
- 数字を以って減塩する力をつけたい。
- 将来の疾病予防につなげたい。
- 実際に減塩食を作った実践者として減塩を正しく語れるようになりたい。なおかつその料理が美味しいことで、減塩が必要に迫られている人の役に立ちたい。
- 計算して適量を食べるから、様々な点で健康的。
* * *
<5日目・朝>
シリアル
エネルギー:503 kcal
塩分:0.9 g
感想:いつもの安定朝食。塩分0 g台、カルシウム500越え、各種ビタミン類を摂取でき、牛乳を飲むという健康法を実践できる、これほど減塩&健康な朝食はほかにあるのだろうか。
<5日目・昼>
納豆スパゲティ、生野菜、酢玉ねぎ、ドライフルーツ
エネルギー:497 kcal
塩分:1.6 g
感想:納豆スパゲティーは紫蘇がたっぷり摂れて美味しいね。味付けは納豆添付のタレにめんつゆを少し加えても塩分1.6 gなのだから良好な減塩系です。ちなみに昼食にはお茶類を飲もうと決めています。そしてフルーツ類あるいはナッツ類も摂ろうと思います。
<5日目・夕>
パクチー水餃子
エネルギー:614 kcal
塩分:2.1 g
感想:うちの水餃子は皮も手作りで美味しいよ~! 以前水餃子を黒酢と辣油で食べるのがが満足度が高くて減塩に良いことを確認したのでリピートした。具は豚ひき肉とパクチーが半量ずつ。「黒酢と辣油で食べる」ということはすなわち「塩分ゼロで食べる」ことなので、中国北方の食べ方は減塩に素晴らしく感動する。餃子のタネにはそこそこ味をつけているので、本気で減塩するならその味付けを減らす余地もある。中国本場の水餃子には減塩の余地が多々あるのが良い。
5日間平均:エネルギー:1773 kcal、塩分:5.5 g
感想:今日は昼も夜も低塩食だったので1日量が4.6 gと少なかった。減塩というのは低ければ低いほど良いものでもなく、私は通常の収縮期血圧が105くらいなのだけど元が低めだから減塩に取り組むともっと落ちてしまう(収縮期血圧が90になったときはさすがにしんどかった)。ということで、やっぱり1日平均6 gくらいには保ちたいなあと思いました。今日の低塩のリカバリー兼ねて、明日は自分でパンを焼いて朝食べよう。
* * *
<6日目・朝>
パン、ミルクティー
エネルギー:463 kcal
塩分:1.3 g
感想:焼き立てパンで目覚める朝は幸せ!! パンを本当の本当の焼き立てで食べるのは実に美味しい。チーズとミルクティーでカルシウムばっちり。パンを自分で焼くとそこそこ塩分を伴ってしまうのだけれど、昨日が1日4 g台の低塩だったので、こういう楽しみに塩分を回せるのがよいですね。
<6日目・昼>
パン、グミシロップ、生野菜、グリルチキン、グリルじゃがいも、にんにくヨーグルト
エネルギー:651 kcal
塩分:1.4 g
感想:夢の「切っただけランチ」。外BBQでスモーキーにグリルしておいたチキンとポテトが美味しいったら素晴らしい。にんにくヨーグルトで塩なしでも旨味が濃くて美味しくて、こういうグリル肉やカット野菜に良く合うのです。
<6日目・夕>
お刺身、生野菜、しじみごぼうおから、お酒
エネルギー:619 kcal
塩分:3.8 g
感想:夕方に突然漁船の上から連絡をもらい、「港に取りに来ませんか、お魚差し上げますよ~」という流れで高級魚をいただいたので、お刺身祭りに変更。これでも深夜まで魚をさばきまくっていて大変だったのだ。あまりおかずを用意できなかったけれど、こんな日もあるよ。ただお刺身など和食はほんと醤油がこわいね。刺身など醤油をダイレクトに摂取する料理を食べると塩分が嫌になる。その点では良い戒めになるディナーだ。昼に減塩しておいてホント良かった。ちなみに左からアコウ・イサキ・メジナ。めちゃくちゃ美味しい。ありがとうございました!
6日間平均:エネルギー:1767 kcal、塩分:5.7 g
感想:夕食はお刺身祭り+作り置きのおからで、塩分が3.8 gと高値を出したが昼の低塩とバランスが取れて結果的に1日6.5 gとなった。平均1日摂取量が6 gくらいで推移するよう、しかしながら塩分を摂る日と抑える日で「波」があってもいいと思う。食のバリエーションが縮まらないように、これからも頑張っていけたらいいなと思う。
計算方法は、初回記事に掲載しています。よろしければご覧ください。≫こちら。