公明グラフ(≫こちら)連載『世界で出会った笑顔と食』。2020年夏季号は『コンゴ(旧ザイール)』です。今回はコンゴ民主でのホームステイ&家庭料理体験と、探し当てたピグミー村での夢のような旅紀行をテーマにしました。
コンゴ民主は、アルジェリアに次ぐアフリカ第2位の面積をもつ国で、熱帯雨林のジャングルが広がり、大河や湿地が多すぎて潤沢な道路網や鉄道網が作れないような国です。旅人も研究者もなかなか入れない国だっただけに、コンゴを象徴する森が緑の魔境に見えて、入国は極めて緊張したのを覚えています。移動も苛酷でしたし。
ところで、自然の恵みを活かした料理って美味しいですよね。コンゴ民主料理はまさにそれで、熱帯の気候に育まれた旨味の濃い食材を使うから、料理も美味しいです。今私が日本の自宅で旨味の濃い野菜を作るために菜園を頑張っているのも、アフリカの料理を食べた感動があるからかもしれません。
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今後もこの連載を通じて、世界を旅して出会った食にまつわる素敵な出来事をお伝えしていこうと思います。発行部数がとにかく多い全国区機関誌ゆえに、やりがいと不安と緊張と喜びのすべてを感じております。
皆様のお目にとまる機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
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