「そばの実」を主食に♪
日本は主食となる穀物といえば圧倒的に米を炊くところ、ロシアなど東欧の国では様々な穀物が主食になり、主食の変化が楽しいです。
ロシアやウクライナで食べて美味しかったのが、「そばの実」です!!
ロシア語で「グリエチカ」(Гречка、※)なので、我が家でもそばの実は「グリエチカ」で定着しています。
※ロシア語の「е」は英語の「yet」の「ye」なので日本語で「イエ」(一方「э」は英語の「met」の「e」で日本語で「エ」)。よって私は「Гречка」を「グリエチカ」と表記しています。ロシア語の実際の発音にもグレチカよりはグリエチカに近かったです。
作り方は簡単で、
- そばの実をボウルに入れ、米を研ぐように水(分量外)で洗う。
- 小鍋にそばの実と同量か若干多いくらいの熱湯を沸かし、そばの実と塩(ほんの少し)を入れ、軽くひと混ぜしてフタをし、弱火にする。
- およそ10分くらい待つか、あるいは蒸気が出ないようになったら出来上がり。フタをあけて少々味見して、芯まで火が通っていることを確認します。
宿のキッチンやホームステイでいろんな人が作るグリエチカを見てきましたが、水加減を正確に計量している人はいなくて、例えばコーヒーを飲むカップでグリエチカをすくったら、同じカップで水もくむ。このときそばの実の2倍や3倍の水をくむ人もいました(その場合は出来上がりがしゃぱしゃぱのお粥状になります)。
私は主食として、パラリとしてほくほくとしたグリエチカが好きなので、水の量はグリエチカの1.1倍です。