リヒテンシュタイン料理

[last update 2017/07/02]

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  • 本文中、「ドイツ」に国リンクを張りました。

【基礎情報】

国名:リヒテンシュタイン公国Principality of Liechtenstein、首都:ファドゥーツ、ISO3166-1国コード:LI/LIE、独立国(1866年ドイツ連邦解体)、公用語:ドイツ語、通貨:スイスフラン

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【地図】

リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアの間に位置する小さな国です。

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◆オーストリアとスイスに挟まれている国の、アルプスの食文化

オーストリアとスイスの間には、東西の幅が6km、南北が25kmしかない、人口3万人の小さな国があります。ドイツアルプスに位置するため国土は山がち。オーストリアの貴族であるリヒテンシュタイン家が作った国なので「リヒテンシュタイン」の名がついています。スイスの大部分とオーストリアはゲルマン系民族(ドイツ系民族)が占めるので、そこに挟まれたリヒテンシュタインも同様にドイツ系民族が大多数を占めています。

ハムやサラミ
スーパーにはハムやサラミなどの肉の保存食が多種類売られている。(撮影地シャーン)

小国ゆえ常に欧州大国の脅威にさらされ、別の言い方をすれば常に大国に守られてきたリヒテンシュタインです。食糧危機を経験した苦しい歴史もありますが、現在はタックスヘイブン(低税率国家)ゆえに世界中から企業が集中し、法人税収が多く集まる裕福な国です。国民所得は世界トップクラスで、毎日スイスとオーストリアから越境通勤している労働者も多くいます。

リヒテンシュタインの料理は、ドイツやオーストリアに見られる典型的な中欧の食文化に、アルプス山地の牧畜の食文化が合わさったものを基盤としています。スープが欠かせず、春になるとアスパラガスが食卓に乗り、夏は乳製品に恵まれる。長い冬に備えてハムやベーコンを作り、チーズを作り、そして美味しいワインも作られます。

国内には高級フランス料理店や高級イタリア料理店も多く、国民はそういう料理にも親しんでいるのですが、家庭料理には、今も、貧しかった時代の農村家庭料理も受け継がれています。
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主食 Staple

リヒテンシュタインでは、主食にはパンやパスタがよく食べられています。カスクノープル(卵入り手作り生パスタ)はチーズを絡めて玉ねぎソースやリンゴソースとあわせていただくのが定番です。

スイスの健康食として開発されたミュースリー(押し麦にドライフルーツやナッツを混ぜたシリアル)はリヒテンシュタインの朝食にもよく食べられています。ミュースリーはミルクやヨーグルトをかけていただきます。

リベル又はレブル(トウモロコシ粉とセモリナ粉を牛乳で煮たもの)は古くからこの地域にある料理で、ドイツのリーベルと同じ、イタリアのポレンタやスロベニアのジュガンチと似た料理で、ときに貧しい農村家庭の食事でもありました。
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料理名一覧 Food & Drink Glossary

【主食】
  • カスクノープル(Käsknöpfle)・・・卵入り手作り生パスタ
  • ミュースリー(Müesli)・・・押し麦にドライフルーツやナッツを混ぜたシリアル
  • リベル(Ribel)・・・トウモロコシ粉とセモリナ粉を牛乳で煮たもの
  • レブル(Rebl)・・・トウモロコシ粉とセモリナ粉を牛乳で煮たもの

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