ドイツ料理


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ソーセージ、じゃがいも、プレッツェル、そしてビール!(撮影地ニュルンベルク)

・ドイツ人は米を食べる習慣がない。
・じゃがいもにうるさい。煮る用、焼く用、ふかす用etc、こだわりが見られる。
・じゃがいも料理は、ゆでじゃが、フレンチフライ、ゆでたあと焼く、などが定番。
・ドイツは統一国家になったのが遅く、それまで多くの都市国家が地方ごとにあったため、それぞれに歴史と文化を備えた街が、各地方に沢山あります。


基礎情報ドイツ連邦共和国Federal Republic of Germany、首都ベルリン、ISO3166-1国コードDE/DEU、独立国(1990年東西再統一)、公用語ドイツ語。通貨ユーロ

◆EU最大の経済大国、朝からビールを飲める国

ドイツは東欧と西欧の狭間であり、アルプスと北欧の狭間にも位置する広大な国です。

ドイツは工業国です。広い国土の半分が農地で、農業も盛んにおこなわれていますが、依然、輸出より輸入の方が多い。そういう意味で、農作物の輸出が輸入よりも多い隣国フランスとは反対の一面も持っています。主要農産物には、ジャガイモ、小麦・大麦等の穀物、乳製品があります。南北に延びる国ゆえ、ドイツ料理は、北独料理と南独料理と分けることもあります。

手元にある英語ガイドブック「Lonely Planet」には、「ドイツは肉&じゃがいもの国、でもベジタリアンも一切困らない国」と書いてあります。

肉系のおかずとしては、千種類以上も存在する様々なブルスト(Wurst、ソーセージのこと)は、国中どこに行っても食べられている普遍的なメインディッシュです。ソーセージには地方の特色があり、ブラットブルスト(bratwurst、スパイシーソーセージ)、バイスブスルト(Weisswrust、子牛のソーセージ)、ブルットブルスト(Blutwurst、血のソーセージ)といったものもあります。

その他、リッペンスペール(Rippenspeer、スペアリブ)、ロットブルスト(Rotwurst、血のプリン)、ロストブラトル(Rostbratl、肉の炙り焼き)、シュニッツェル(Schnitzel、豚や牛のカツレツ)なども人気のメインディッシュです。

ドイツ料理のもうひとつの主要な顔ともなっているのが、じゃがいも料理です。日本でじゃがいもといえば北海道が連想されるように、気候が寒いゆえ、ドイツの主要な農作物にはじゃがいもが含まれます。ゆでたり、揚げたり、ゆでじゃがを更にサラダにしたり焼いたりして食べられます。おかずを選んで、主食としてパンかじゃがいもを選択するようなことも多く、ドイツ人にとってじゃがいもは主食級の食べ物なのです。一方で米が野菜の扱いにも。

寒冷の果物である、さくらんぼやリンゴは、豊富なデザートやドリンク類で楽しむことができます。「The 4 pm coffee break」、特に南ドイツ(ミュンヘンなど)ではコーヒーブレイクの習慣があり、4時ごろになると、コーヒーとデザートをいただきながら楽しくおしゃべりをするのです。

国民的飲料といえば、ビールとワインです。ソーセージやじゃがいも料理との相性もばっちりです。安くて、美味しい。フォルビヤ(Vollbier、full beerの意味で、フルボディのビールということ)、Bockbier(ボックビヤ)、Hellesbier(ヘレスビヤ)などなど、数々のビールを楽しめます。Pilsbier(ピルスビヤ)はビターで、Altbier(アルトビヤ)はダークです。南ドイツのWeizenbier(バイツェンビヤ)は麦芽ではなく小麦で作る独特のビールで背の高いグラスにてサーヴされます。ノンアルコールタイプのビール、クラウスターラー(Clausthaler)も人気です。

メンザ(Mensa)は、ドイツのユニークな食文化を語る一端です。大学などに置かれる学食のことで、典型的で庶民的なドイツ料理が安く提供されます。どこのメンザのメニューが美味しいかを競うコンテストもあるほど、メンザが食文化に密着しています。

ファストフードの代表は、意外なことですが、トルコ料理のドネルケバブです。特に首都ベルリンにはトルコ人移住者が多く、ベルリンは、イスタンブールに続く世界第二ののトルコ人の人口が多い街です。昔トルコ人が最もビザが取りやすかった先進国がドイツで、近年までトルコで一番通じる外国語は英語でなくドイツ語ということもあったなど、ドイツの食文化の一端はトルコ人が作ってきました。ドネルケバブは、重ねた大量の肉を垂直の棒に刺して、側面から炙り、焼けた部分を削ぎ落としていくもの。トルコでは羊肉が普通ですが、ドイツでは鶏肉や牛肉のほうが人気が出ていき、付け合せや食べ方などもトルコ本来のスタイルとは離れて進化していっています。

テイクアウトの定番には、ヒーナプファンネという、文字通り中国の鍋すなわち中華鍋という意味のお手軽中華料理(麺類が多い)や、カリーブルストという、ソーセージにソースをかけてカレー粉をふったものがあります。

◆ドイツに行ったら、これ食べよ♪

【じゃがいも料理】
・カルトッフェルザラート(Kartoffelsalat)・・・ポテトサラダ。ゆでじゃがを酢や油で調味。
・カルトッフェルピュレー(Kartoffelpüree)・・・マッシュポテト。バターやクリームでマッシュする。
 ┗カルトッフェルブライ(Kartoffelbrei)・・・ゆるゆるマッシュポテト。
・カルトッフェルプッファー(Kartoffelpuffer)・・・じゃがいもをすりおろして焼いたパンケーキ風。
・ブラートカルトッフェルン(Bratkartoffeln)・・・ブラート=焼く。玉ねぎやソーセージと炒めたいわゆるジャーマンポテト。
・ポメス・フリテス(Pommes frites)・・・フライドポテト
 ┗ポンフリ・・・ポメス・フリテスの省略語。
 ┗ポメス・・・ポメス・フリテスの省略語。
・レシュティ(Rösti)・・・スイスのじゃがいも料理。ゆでじゃがをスライスして焼く。

【肉料理】
カリーブルスト(Currywurst)・・・ソーセージにソースをかけてカレー粉をふった料理。
・コティレテ(Kotelette)・・・比較的薄い肉を焼いたもの。
 ┗シュバイネコティレテ(Schweinekotelette)・・・ポークチョップ。
・シュニッツェル(Schnitzel)・・・比較的薄い肉にパン粉をつけて揚げ焼きにしたもの。
 ┗シュバイネシュニッツェル(Schweineschnitzel)・・・豚のシュニッツェル。ゆえにトンカツ。
 ┗ツィゴイネルシュニッツェル(Zigeunerschnitzel)・・・ジプシー風カツ。具だくさんトマトソースがかかる。
・ブラーテン(Braten)・・・塊肉を焼いた料理。ローストビーフのような。
 ┗シュバイネブラーテン(Schweinebraten)・・・豚塊肉を焼いて切り分けたもの。

【その他食べ物】
シュパーゲル(Spargel)・・・ホワイトアスパラガス。
 ┗Spargel mit Butter・・・溶かしパターをかけていただく。
 ┗Spargel mit Holländischer Soße・・・オランデーズソースでいただく。
・ツビーベルクーヘン(Zwiebelkuchen)・・・玉ねぎと卵のパンピザ。
・ヒーナプファンネ(China-pfanne)・・・中華風惣菜。麺類が多い。油ぎってること多し。
フラムクーヘン(Flammkuchen)・・・直訳「炎ケーキ」。南西部フランス国境アルザス地域の白いピザ。

【飲み物】
・ビヤ(Bier)・・・ビール
・バイン(Wein)・・・ワイン


[kuwakuwa]
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