クック料理

[last update 2021/09/06]

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【基礎情報】

国名:クック諸島Cook Islands、首都:アバルア、ISO3166-1国コード:CK/COK、独立国(2011年日本政府による国家承認)、公用語:英語、クック諸島マオリ語、通貨:ニュージーランドドル、クック諸島ドル。

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【地図】

クック諸島は太平洋南半球にあり、海域は、西にニウエ、米領サモア、トケラウ。北にキリバス。東に仏領ポリネシアと接しています。

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◆伝統的で現代的な、観光客に人気のポリネシアンリゾート

クックってどこ? 太平洋の国の位置はなかなか覚えられませんね。そこで地図で割と目立つニューギニア島から順に東へ見てみましょう。覚え方は「蕎麦太肉」。ソロモン→バヌアツ→フィジー→トンガ、その東にニウエ→クックと続きます。ポリネシア人である彼らの伝統的食文化は、魚やイモやココナッツミルクを使い、お祝いには豚を丸ごと焼き、バナナやパパイヤを採って食べるような南国の食文化です。観光立国のクックには美しいビーチやラグーンがたくさんあり、観光客でにぎわい、特に主島にはカフェやレストランもたくさんあり、ポリネシアの伝統に加え、ニュージーランドの影響を主体とした現代的な料理も普及しています。

クック諸島
宿の「アイランドナイト」で国民食が並ぶ。キリスト教徒は食事前にお祈り(撮影地アロア)

ニュージーランドはポリネシア支援国家としての役割を担っており、特にクック諸島(以下クック)とニウエに対しては自由連合(※)の形で、特に軍事防衛面での責任を担っています。クックとニウエの住民はニュージーランド市民権がありニュージーランドの公的扶助を受けられるなどの非独立性から、国際的には非独立国とみなす国が大半です。国連や英連邦(※)には独立国が加盟するため、ニュージーランドは両方に加盟していますがクックとニウエは非加盟です。しかし日本政府はクックを独立国承認(2011年)、続いてニウエを承認(2015年)。当時の政府は日本国民に両国の承認理由の説明もなく独立国の定義を曖昧にする混乱を招く結果を残しました。このあたりのもう少し詳しいことはニウエ料理のページ(≫こちら)に記載しています。

※自由連合:ある程度の国家権を持つ政治的領土が、外交や防衛などの権限をより大きな国に委ねる国家間の関係。※英連邦:元英領の国々で構成される連合。英連邦公式サイトでは、ニュージーランドは英連邦加盟国だが、クックとニウエはニュージーランドの関連自治国であって主権国でないため英連邦には加盟できないとしている。

クックとニウエの違いは?

ニウエは人が住む島が1つだけ。一方でクックは15の島ないし環礁をもち(うち12が有人)、その海域は220万平方kmに広がっています。その広さを例えるなら、日本の海域の3倍の面積にたった15個の小島をちりばめた感じ。途方もなく広い海の、わずかな土地に、人々が分散して暮らしているのです。ニウエはサンゴ島で、サンゴがゴツゴツしていていいビーチがないのですが、クックには観光客が喜ぶ白砂のビーチや美しいラグーンがいっぱい。特にニュージーランドからは「国内線」1本で来れるので、ニュージーランダーの人気の遊び先・リゾートの国です。

最も人口が多く栄えているのは主島のラロトンガ島で、ニュージーランドや北米から飛行機が就航する国際空港があり、すなわちほとんどの観光客が必ず訪れ、レストランやカフェやホテルやナイトクラブなどが多い島です。2番目は美しいラグーンを誇るアイツタキ島。そして遠くの離島に行くほど、手付かずの美しさや伝統が残っており、島によってのどかさや賑やかさに差があります。

日本からクックへ旅行するとフライト時間が長くて乗り継ぎもあって、ラロトンガ島に行くのも一苦労ですね。伝統文化を多く残す離島に行く時間が取れない人も多いでしょう。でも大丈夫。ホテルやゲストハウスでは「アイランドナイト」という、クックの伝統料理をずらりと並べたバイキング形式のディナーをリーズナブルな価格で用意してくれます。タロイモや豚肉やバナナやパパイヤや、ココナッツミルクをたっぷり使った数々の料理が並び、宿の人と会話をすればこの国の食文化を心ゆくまで教えてくれることでしょう。ウムカイ(土中埋め焼き料理)を体験できるチャンスもあります。

クック諸島を語る言葉は、「現代的で、伝統的」。観光アクティビティもたくさんあり、美味しいポリネシアの伝統料理もあります。その点はお隣の仏領ポリネシアに似ていますが、英語圏のクックはフランス語の国よりも旅行しやすく、地元に溶け込める感覚も嬉しいものです。

以下各論では食材別にクック料理を紹介する予定です。
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