スプアロニヨングラティネ

  • フランス料理、ベルギー料理、モナコ料理、スイス料理

  • 現地表記

    :Soupe à l’ognon gratinéeまたはSoupe à l’oignon gratinée(フランス語)

  • 概要

    :オニオングラタンスープ

オニオングラタンスープ

オニオングラタンスープと聞くと、いつも「美味しそう」と、その旨味の濃さを思い描いてしまいませんか。このレシピは、別途紹介するオニオンスープ(スプアロニヨン)を作ったあとの、二番目のお楽しみです。市販のインスタントのオニオンスープからも作ることができますが、手作りのオニオンスープ(スプアロニヨン)を作って、その本格的な味わいの上にバゲットとチーズを乗せてグラタンにするほうがきっと気に入ってもらえると思います。

材料

1人分):

オニオンスープ
器によそる量(※1)
フランスパン
適量(※2)
チーズ(※3)
適量(※4)
  • ※1:器のサイズにより、オニオンスープの量が変わります。
  • ※2:器にスープを注いだときの表面積により、フランスパンの量が変わります。フランスパンを1cm厚さの輪切りにして、スープ表面に浮かべたとき、表面が大方カバーできるだけの量が必要です。
  • ※3:オーブンで加熱したときに溶けるチーズであれば種類は問いません。ピザ用チーズが手軽です。現地ではグリュイエールチーズなどを使うレシピがあります。
  • ※4:器にスープを注いだときの表面積により、チーズの量が変わります。フランスパンの表面をひと通り覆う量のチーズが必要です。

調理時間

:15 分

作り方

  1. オーブンを最高温度で予熱開始。
  2. オニオンスープを加熱し、熱くしておく。
  3. フランスパンを1cm厚さに切る。
  4. オーブン耐熱のスープ皿にスープを注ぎ、表面を敷き詰めるようにフランスパンを浮かべ、チーズをまんべんなく乗せる。
  5. オーブンに入れ、チーズが溶けてところどころ焦げ目がつくまで焼く。
  6. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • オーブンの上下の火力を変えられる場合は、上部だけ加熱して調理してもよいです。
  • オーブンから取り出したあと、仕上げにパセリのみじん切りを散らしてもよいです。

Tips about cuisine

  • 「スプアロニヨングラティネ」のフランス語(フランス、ベルギー、モナコ、スイスの公用語の公用語)の綴りは「Soupe à l’ognon gratinée」。
  • 「Soupe」(スプ)はスープ、「à」(ア)は「○○入りの」のような前置詞、「l’ognon」(ロニヨン)は男性単数形定冠詞であるle(ル)と「玉ねぎ」を意味するの「ognon」(オニヨン)の縮合、「gratinée」(グラティネ)は「グラタンのように焼いたもの」の意味。よって「Soupe à l’ognon」(スプアロニヨン)は「グラタンのように表面を焼いたオニオンスープ」すなわち「オニオングラタンスープ」の意味になる。
  • 2016年にフランス語の玉ねぎの綴りは「oignon」から「ognon」に変更された。発音は変わらない。
  • フランス語の「玉ねぎ」の綴りが「oignon」から「ognon」になりました。



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