ウハー

  • ロシア料理、ウクライナ料理

  • 現地表記

    :Уха(ロシア語、ウクライナ語)

  • 概要

    :澄んだ魚のスープ

ウハー

ウハーは魚から出るダシの味をシンプルに味わう料理です。魚の切り身を3種類混ぜるとおいしいと言われていて、実践してみたら、それは確かに美味しかった。家庭料理ですし、地方によっても季節によっても材料は違うのだから、日本で作るときも材料や分量は厳密でなく、塩味だけで「魚のダシが美味しい♪」と思える澄んだスープが作れれば、それがウハーです。

材料

3~4人分):

魚の切り身(※1)
400 g
玉ねぎ
1/2個(※2)
にんじん
1/2本(※2)
じゃがいも
1個(※2)
800 mL
ベイリーフ
1枚
小2/3
レモンの輪切り又は果汁
少々
ディルやパセリの葉
仕上げに散らす量
  • ※1:魚は白身魚がよいです。また2、3種類の魚をあわせると良い味がでます。
  • ※2:具の量は目安の一例です。好きな量で作ることができます。

調理時間

:1 時間

作り方

  1. 魚の切り身を一口サイズに切る。
  2. 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの皮をむいて食べやすいサイズに切る。
  3. フタができる鍋に魚と野菜と水とベイリーフと塩を入れ、中火にかける。
  4. 沸騰したらフタをしてごく弱火にして、静かに30分ほど煮る。
  5. 味見をして、塩加減を好みに調え、レモンを入れて味を調える。
  6. 器に入れて、ディルやパセリのみじん切りを散らす。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 魚の骨や頭があれば、最初に緩やかに煮て、濾してダシを取っておき、切り身を煮るときに使うと美味しいです。
  • 気にならないのであれば、あくは特に取らなくても大丈夫です。自然に固まって具になじみます。
  • 水が多すぎると味が薄まるので、魚の量が少ないと思われるときは水も少なめからスタートするとよいです。
  • 強火で煮ると濁るので、静かに弱く煮ます。
  • スメタナやヨーグルトがあれば、食べるときに1さじ混ぜて食べると、現地風で美味しいです。

Tips about cuisine

  • 「ウハー」のロシア語(ロシアの公用語)及びウクライナ語(ウクライナの公用語)の綴りは「Уха」。
  • 「ウハー」は中世期には魚だけでなく肉類などでも作られるスープだったが、やがて魚のスープのみを指す料理名になった。


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