ビクセマー

  • デンマーク料理

  • 現地表記

    :Biksemad(デンマーク語)

  • 概要

    :じゃがいもと肉野菜の炒め物

ビクセマー

これ一皿でランチOK! グラスワインで思わずガーデンテーブルしたくなる北欧レシピです。炭水化物が多いじゃがいもをメインに使い、お肉も野菜も含まれています。じゃがいも、卵、肉類は基本的な素材ですが、細かい素材は冷蔵庫や菜園とご相談。シンプルなバージョンから具がにぎやかなバージョンまで、その日その日の出来栄えはいつも違う料理なのです。だからこそいつでも楽しめるレシピです。

材料

2人分):

2個
小1
じゃがいも(※1)
中~大3つ
玉ねぎ
1/2個
にんじん
小1本
肉類(※2)
100g
バター(※3)
ひとかけ
小1/3(※4)
こしょう
少々
パセリや小ねぎ
最後に散らす量
  • ※1:生のじゃがいもから作るレシピですが、北欧各国では、前日の夕食に出したゆでじゃがが翌日に残った場合によく作られるので、あれば、ゆでおきのじゃがいものほうがよいです。
  • ※2:牛肉、豚肉、ソーセージ、ベーコンなど。
  • ※3:バターがなければマーガリンで可。現地でもマーガリンを使う家庭も多くあります。
  • ※4:ほかのおかずの有無などを考慮して、好みの塩加減にします。

調理時間

:30 分

作り方

  1. フライパンに油を入れて中火にかけ、油がフライパン全面にいき渡ったら目玉焼きを作る。
  2. 目玉焼きが好みの硬さになる間、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉類を1cm~1.5cm角に切る。
  3. 目玉焼きを取り出し、バターを入れ、じゃがいもを入れて中火で炒める。
  4. じゃがいもの表面がきつね色に色づいてきたら残りの具を入れて炒める。
  5. 塩、こしょうをし、味見をして、じゃがいもの火の通り加減を確認し、味加減を調えて、器に盛る。
  6. 目玉焼きを乗せ、パセリや小ねぎなどの緑を散らしてできあがり。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 2口コンロの場合は目玉焼きと他の具材を炒めるのを同時進行でき、1口コンロの場合は先に目玉焼きを作っておいて取り出して引き続き他の具材を炒めるか、フライパンの片隅で目玉焼きを作りながら同じフライパン内で他の具材を炒めます。
  • パセリや小ねぎなどの緑はなくてもよいです。
  • 蒸し焼きっぽくするためにフタをしてもよいです。
  • カブを使うレシピも一般的です。
  • ビーツの酢漬けやゆでビーツの輪切りを添えるのも現地では一般的です。
  • マスタードを利かせるレシピ、ウスターソースを1、2滴入れるレシピ、チキンコンソメを加えるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「ビクセマー」のデンマーク語(デンマークの公用語)の綴りは「Biksemad」。
    Say it in Danish - 「biksemad」の発音
  • 「ビクセ」(Bikse)は「混ぜたもの」、「マー」(mad)は食べ物という意味である。さらに「ビクセマー」自体が英語の「stew」などの加熱調理を意味する。よって「ビクセマー」は「いろいろな具材の炒め物(あるいは炒め煮)」という意味になる。


本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。