パトゥルジャンルピラウ

  • トルコ料理

  • 現地表記

    :Patlıcanlı Pilav(トルコ語)

  • 概要

    :ナスの入ったピラフ

パトゥルジャンルピラウ

この料理に関連して嬉しかったことがあります。私は、世界の料理を作るようになってからというもの、ジョロフライスにしても、チェブジェンにしても、ジャンバラヤにしても、世界各地の炊き込みごはん系を作るときの難しさに悩んでいました。現地のボソっとしたお米は、お茶碗に入れてお箸で食べる日本の料理には向かなくても、パラパラに仕上げるピラフ系の料理にはぴったりなのです。でも日本で買うお米はそれとは違う・・・。もちろん輸入された外国の米を買えば良いのですが、日本人が普通に自宅に持っている米は、やはり日本料理に向いている粘る米なので、できるだけ、誰にでも作れるように、日本の米を使って世界の料理を作りたいということにこだわっている自分がありました。このナスのピラフはトルコ料理ですが、この料理を作り終えて、やっと!!日本の米で美味しい外国ピラフが作れるようになった!!と嬉しくなったものです。中東やアフリカでは日本米に近い米を使うこともあって、現地で観察して学んだ調理法がヒントになりました。鍵は、米を塩入りの湯で浸水させること、水からでなく湯から炊くこと、そして油分などを少なすぎず適切にすること。私自身がこの代表的トルコ料理であるナスのピラフをまた作り、そして、今度はもっと自信を持って、世界の炊き込みごはん料理を、日本の米でいろいろと作っていこうと思います。

材料

4人分):

米(※1)
2C
熱湯(浸水用)
3C
塩(浸水用)
大1
なす
中3本
塩(なす用)
ひとつまみ
オリーブオイル
大4
玉ねぎ
1/4個
トマト
中1個
熱湯(炊飯用)
400mL
塩(炊飯用)
小1
砂糖
ひとつまみ
こしょう
ひとふり
オールスパイスパウダー
小1/4
  • ※1:日本の米でよい。

調理時間

作り方

  1. ボウルに熱湯と塩を入れ、かきまぜて塩を溶かし、米を入れてさっとかき混ぜて、12分浸水させる。
  2. 12分経ったらザルにあげてザルの上で放置し、水分をよく切る。
  3. なすを2cmの角切りにしてボウルに入れ、ひとつまみの塩をまぶし、菜箸で和えて、全体に均一に塩がまわるようにする。
  4. 玉ねぎをみじん切りにし、トマトを2cm角に切り、トマトの汁を無駄にしないように小さなボウルに入れておく。玉ねぎとトマトは一緒にしておいてよい。
  5. オリーブオイル大4のうち大3くらいを、ごはんを炊く厚手の鍋(フタつき)に入れ、中火で加熱し、なすを入れて全体を炒める。表面に火が通った感じになったら、弱火にして、中心までしっかり火が通るように炒める。
  6. なすにしっかりと火が通ったら、取り出しておく。
  7. なすを取り出したあとの鍋に玉ねぎとトマトを更に加え、中火にし、水分を飛ばすように炒める。
  8. 玉ねぎが透き通ってきたら、米とオリーブオイル大1を加えてさらに炒め、米の表面にまんべんなく油が絡まるようにする。
  9. 熱湯、塩、砂糖、こしょう、オールスパイスパウダーを加えて全体を混ぜ、急いでフタをする。
  10. 中火の状態で加熱を続け、煮立ってきたら弱火にして10分炊く。すばやくフタをあけてなすを米の上に乗せ、急いでフタをし、30秒くらい強火にしてから火を止め、10分ほど蒸らす。
  11. 蒸らし終わったら軽く混ぜて、できあがり。
  12. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 米を塩入りの熱湯に漬けておくことで、粘り気を抑え、パラパラとしたピラフを作れるようになります。
  • ごはんが炊ける鍋を使います。横幅が大きいときはサイドが冷めやすく、高さがあるときはトップが冷めやすいので、加熱中や蒸らす間など、燃え移らない注意ができる範囲で、タオルをトップにおいておくなど、熱を保つ工夫をすると、全体がちゃんと炊けます。
  • 鍋によって加熱や蒸らしの必要時間に差が出るかもしれませんので、最初に作るときは、ナスを乗せる前に、米の硬さなどを味見でチェックするとよいです。

Tips about cuisine

  • 「パトゥルジャンルピラウ」のトルコ語の綴りは「Patlıcanlı Pilav」。
  • 「パトゥルジャン」(Patlıcan)はナスの意味で、名詞の語尾が「lı」(ル)(単語によってはli、lu、lüでも)になると、「それが多い」という意味になるため、「パトゥルジャンル」(Patlıcanlı)は「ナスの」という意味になる。
  • トルコ語の、形容詞化された名詞|あづさDIARY

  • ピラウ(Pilav)は具入りまたは味付きの調理ごはん。日本語に置き換える場合は、炊き込みごはんあるいはピラフが呼びやすい。


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