鹹豆漿(シェントウジャン)
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国
:台湾料理
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現地表記
:鹹豆漿(中国簡体字)
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概要
:黒酢と醤油で固めるおぼろ豆腐風スープ
台湾は外食が非常に盛んで、早朝からお店が客でにぎわう国です。この「鹹豆漿(シェントウジャン)」も専門店に行列ができるほど、台湾では人気の朝食の1つです。豆乳で作るおぼろ豆腐ですが、にがりを使わず、黒酢と醤油の酸と塩分で凝固させ、ふわとろの食感が楽しめる料理です。私もときどきの朝食に鹹豆漿(シェントウジャン)を作るため、成分無調整の豆乳はいつも買い置きの備蓄です。調理時間がとても短いのは、要は丼に材料を入れて温めた豆乳をかけるだけ。なので私は豆乳を買うときはザーサイも一緒に買っています。おぼろ豆腐のように固まるのですがスープのようにスプーンかレンゲですくっていただきます。
材料
(1人分):
- 成分無調整豆乳
- 300 mL
- 緑の葉(※1)
- 刻んで小1
- ザーサイ
- 刻んで小1
- 黒酢(※2)
- 小2
- 醤油
- 小1.5
- 鶏がらスープの素
- 小1/8
- ごま油
- 小1/2
- 辣油
- 小1/2
- ※1:緑の葉は、小ネギやパクチーなどが合います。なければ省きます。
- ※2:黒酢はあれば中国黒酢を使います。なければ日本の酢を使います。
調理時間
:
作り方
:
- 小鍋に豆乳を入れて中火にかけ、ときどき鍋底にくっついた凝固成分をはがすように混ぜながら熱する。
- その間に緑の葉とザーサイをみじん切りにし、300 mLの豆乳が入る器(カフェオレボウルなど)に具と調味料を入れる。
- 豆乳が沸騰する直前で火を止めてすぐにボウルに注ぎ入れ、スプーンを1周か2周だけぐるっと動かして調味料と豆乳を軽く混ぜる。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 豆乳と調味料が合わさることでおぼろ豆腐のように凝固します。混ぜすぎて細かい分散体になると美味しくないので、スプーンを入れて1周か2周だけぐるっと回したら、あとは触らないでおきます。
- 油条(ヨーティヤオ)を添えるレシピも定番です。
Tips about cuisine
- 「鹹豆漿」(シェントウジャン)のピンインは「xián dòu jiāng 」。
- 「鹹豆漿」を簡体字で表記すると「咸豆浆」。
- 「鹹」(シェン)はしょっぱい味付けを指し、「豆漿」(トウジャン)は豆乳を指す。よって「鹹豆漿」(シェントウジャン)は「しょっぱい豆乳」の意味である。
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