レモンフライドチキン

  • グアム料理、北マリアナ料理

  • 現地表記

    :Lemon fried chicken(英語)

  • 概要

    :レモン味のフライドチキン

レモンフライドチキン

レモンフライドチキン

これはすごい!!美味しいから揚げができました。「できました」というよりグアムや北マリアナ(サイパン島やロタ島がある島国)のレシピを元に作っただけなのですけれど、日本で普通食べるから揚げは、下味ににんにくを利かせて、食べるときにレモンをかけることが多々あるけれど、このレモンフライドチキンはその逆をいきます。つまり、最初にガーリック入りの衣の旨味が口にじゅわっと広がり、後から肉に含まれるレモンの味を感じるので、結果的に「旨味ファースト」で美味しいと思いました。手羽でももも肉でも鶏胸肉でも美味しいので、私は部位をミックスして作って楽しんでいます。

材料

14個分):

鶏手羽元
6本
鶏もも肉
小さめ1枚
鶏胸肉
小さめ1枚
レモン(※1)
1~1.5個(※1)
乾燥ガーリック
大1
小1強
薄力粉
大4
こしょう
小1/3
片栗粉(※2)
大4
サラダ油
揚げ物に使う量
  • ※1:日本によくあるサイズのレモンで1~1.5個分です。現地の小さなレモンやポッカレモンを使う場合は、レモン果汁として50~60 mLあるとよいです。
  • ※2:片栗粉はコーンスターチの代用です。あればコーンスターチを使うと現地のレシピに近くなります。

調理時間

作り方

  1. 手羽元を使う場合は軟骨が見えているところからキッチンバサミの片方の刃を入れて骨に沿って切れ目を入れて軽く開く。鶏もも肉や鶏胸肉を使う場合は4つくらい(あるいは好みの大きさ)に切り分ける。
  2. バットにレモン果汁を絞って入れ、鶏肉を入れてまんべんなく果汁をつけ、ときどきひっくり返しながら30分漬け込む。
  3. その間に、乾燥ガーリック、塩、薄力粉をすり鉢に入れてすりこ木ですり、ガーリックの粒や塩の結晶をすり潰す。
  4. こしょう、片栗粉、薄力粉を入れ、均一に混ぜる。
  5. (もし衣がゴツゴツ・ザクザクしたフライドチキンが好みなら、バットからレモン果汁小さじ2ほど取り、粉の入ったすり鉢に散らすように入れ、粉をかけて混ぜ、ヘラでダマを小さく潰しながら、極めて細かいダマを多く作る。)
  6. 揚げ物の鍋にサラダ油を高さ7 cmくらい入れ、160℃(揚げ物の低めの温度)くらいに加熱する。
  7. 鶏肉をキッチンペーパーなどの上に置いて余分なレモン果汁を落としてから粉をまんべんなくつけ、160℃の油に入れて10~15分、あるいはしっかり火が通るまで揚げる。
  8. 最後は揚げ油の温度を170℃くらいに上げ、こんがりした色になるように揚げる。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 分量の「14個分」は、手羽元6本+もも肉と胸肉を各4切れの合計としています。小さく切り分けると数を多く作ることができます。
  • 手羽元のような骨付き肉は骨のまわりまでしっかりと火を通せるか不安ですが、骨に沿って切れ目を入れると火の通りがよくなって安全です。
  • 揚げ物の鍋は揚げる肉の全量が入らなくても大丈夫です。途中で取り出しながら交替で肉を入れていくことで、2度揚げを反復する形になり、カラリと揚げることができます。
  • ガーリックパウダーのほか、オニオンパウダーを使っても美味しいです。

Tips about cuisine

  • 「レモンフライドチキン」の英語(グアム、北マリアナの公用語)の綴りは「Lemon fried chicken」。
  • 「Lemon」(レモン)はレモン(酸っぱい柑橘)、「fried chicken」(フライドチキン)は「揚げ鶏」やそのまま「フライドチキン」の意味。よって「Lemon fried chicken」(レモンフライドチキン)は「レモン味のフライドチキン」のような意味になる。


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