ビーフスープ
ケニアの首都のナイロビ。危ないと言われる街です。しかし、私はその周辺の秘境ルートを旅したく、長くナイロビに滞在して事前準備(ビザ取りや現地通貨の仕入れとか)や情報収集をしていた時期があります。農耕だけでなく牧畜も盛んなケニアでは、朝から家畜が屠殺され、ローカルな食堂の各所で朝早くから調理されています。ナイロビで地元民でにぎわうお店では、朝からこんなにドーンとお肉が入ったクリアなスープを提供していました。「郷に入っては郷に従え」、私もドーンとこういう料理を食べていたものです。自宅で作る機会がやってきて、いざ作ってみて感激!!じっくりとお肉と骨から旨味を引き出した結果、こんなにお肉が自然と骨離れしていました。本当、美味しいのなんのって!!
材料
(2~4人分):
- トマト
- 1/2個
- 玉ねぎ
- 1/2個
- 骨付き牛肉(※1)
- 500 g
- 水
- 1 L
- 塩
- 小1.5
- こしょう
- 小1/4
- クローブ
- 2粒
- カルダモン
- 1さや
- ※1:骨付きの牛肉は滅多に出回っていないので、肉屋や牧場に相談して入手します。なければ骨なしの牛塊肉を使います。
調理時間
:
作り方
:
- トマトと玉ねぎを粗みじん切りにして鍋に入れ、残りの材料を全部鍋に入れる。
- フタをしてじっくり煮ては火を止めて放冷し、これを丸1日がかりで数回繰り返す。水が減ったら適宜足してよい。
- 玉ねぎとトマトが煮溶けたら、味見をして塩加減などを好みに調えて出来上がり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 丸1日がかりで火入れと放冷を繰り返すと、美味しく出来上がります。日をまたいで2日がかりでもよいです。
- トマトは皮だけが煮汁に残るので、気になるなら取り出します。
- スパイス加減は好みなので、塩こしょうだけのシンプルなスープが好みならそれ以外のスパイスを省いてもよいですし、好みと気分で別のスパイスを加えてもよいです。
Tips about cuisine
- 「ビーフスープ」の英語(ケニア、タンザニア、ウガンダの公用語)の綴りは「Beef soup」。
- 「Beef」は牛、「Soup」はスープの意味。よって「Beef soup」(ビーフスープ)は「牛肉スープ」の意味になる。
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