ウェルシュレアビット
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国
:英国料理
-
現地表記
:Welsh rarebit(英語)
-
概要
:ビール入りチーズソースをかけたトースト
食パンの国英国の、ビール入りチーズソースをとろっとかけた美味しいトーストです。日本の食卓ならパンメインの食事は朝食かと思われますが、英国では昼ディナーでも夜のパブでも食べられています。ビールとウスターソースが入るチーズソースという未経験の組み合わせにはおののきますが、作ってみると、ごくかすかに感じるほろ苦さがベリーグッド!! 作りたての、チーズがとろっとしているうちに、ナイフとフォークを使って是非食べてみてください。このチーズソースはたっぷり作っても冷えると固まってしまうので、2人分レシピという小さいバッチでレシピ化しました。
材料
(2人分):
- チェダーチーズ(※1)
- 120 g
- コーンスターチ(※2)
- 小2
- ビール(※3)
- 50 mL
- 牛乳
- 60 mL
- ウスターソース(※4)
- 小1
- バター
- 小1
- ガーリックパウダー
- 小1/3
- パプリカパウダー
- 少々
- 食パン
- 4枚切りを2枚
- 乾燥パセリ
- 少々
- ※1:チェダーチーズはピザ用チーズのコーナーで細切りタイプで売られていることが多いので、それを使うとよいです。
- ※2:コーンスターチの代用は片栗粉です。
- ※3:ビールは英国風のエールがあればよいですが、日本の普通のビールでも、発泡酒でもよいです。
- ※4:ウスターソースがない場合、とんかつソースまたは中濃ソースと酢を1:1で混ぜたもので代用します。
調理時間
:
作り方
:
- 小鍋に細切りのチェダーチーズとコーンスターチを入れ、ヘラでさっくりと混ぜ、コーンスターチをまんべんなくまぶす。
- ビール、牛乳、ウスターソースを量り、1つの小皿に入れておく。
- 小鍋にバター、ガーリックパウダー、パプリカパウダーを入れて弱火にかけ、やさしくヘラで混ぜながら加熱し、チーズが融けてきたら小皿の液(ビール液)を何度かに分けて入れながら、均一に混ぜる。
- 食パンをトースターにかける。自動で加熱が止まらない場合はトーストが焼けた頃に取り出して皿に乗せておく。
- トーストの上にチーズソースをとろりとかけ、好みでパプリカパウダーやドライパセリをふって出来上がり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 小鍋はチーズがくっつきにくいようテフロン加工されているものがあるとよいです。
- ヘラはチーズがくっつきにくく鍋からはがしやすいよう、シリコンベラがあるとよいです。
- チーズソースをヘラで混ぜるときは、鍋底や鍋肌にくっついたチーズを溶かしこむようにします。
- マスタード、卵黄、生クリーム、唐辛子パウダーを加えるレシピもあります。
- 最初にバターで小麦粉を作ってルウを作るレシピもあります。
- チーズソースをよりゆるくしたい場合は、ビールや牛乳を追加してもよいです。
- チーズソースは冷えると固まるので、作ってすぐに食べるほうが美味しいです。
- この料理はナイフとフォークでいただきます。
Tips about cuisine
- 「ウェルシュレアビット」の英語(英国の公用語)の綴りは「Welsh rarebit」。
- 「Welsh」(ウェルシュ)は英国構成4国の1つであるウェールズを指して「ウェールズの」という意味。「Rarebit」(レアビット)はラビット(ウサギ)の意味。よって「Welsh rarebit」を直訳すると「ウェールズのウサギ」の意味になる。
- 「ウサギ」の名はジョークでつけられたというのが定説である。
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