グリエチカ

  • ロシア料理、ベラルーシ料理

  • 現地表記

    :Гречка(ロシア語)

  • 概要

    :そばの実を炊いたもの

グリエチカ

日本は主食となる穀物といえば圧倒的に米を炊くところ、ロシアなど東欧の国では様々な穀物が主食になり、主食の変化が楽しいです。その代表例はそばの実です。そばの実の炊き方は現地の人にもいろいろありますが、大衆食堂などでよく見る炊き方は、そばの実に対して水が多すぎず、パラリとしたものです。お肉料理やお魚料理を一緒に添えたり、あるいはボウルに入れてミルクをかけたり、様々なスタイルでそばの実は食べられています。

材料

2人分):

そばの実
1 C
熱湯
1.1 C
ひとつまみ

調理時間

:15 分

作り方

  1. そばの実をボウルに入れ、米を研ぐように水(分量外)で洗う。
  2. 小鍋に熱湯を沸かし、そばの実と塩を入れ、軽くひと混ぜしてフタをし、弱火にする。
  3. およそ10分くらい待つか、あるいは蒸気が出ないようになったら出来上がり。フタをあけて少々味見して、芯まで火が通っていることを確認します。
  4. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • そばの実:水は1:1強としましたが、1:2で炊く人もいます。硬さは好みなので、柔らかめが好みならば水を増やすとよいです。しかし水分が多すぎると修復できなくなるので、初回は水少なめで調理するとよいです。
  • 炊く時間は火加減により変わります。蒸気が出ないようになることを確認するとよいです。

Tips about cuisine

  • 「グリエチカ」のロシア語(ロシアやベラルーシの公用語)の綴りは、「Гречка」。
  • 「Гречка」(グリエチカ)は「そばの実」の意味。
  • ロシア語の「е」は英語の「yet」の「ye」に相当する。一方ロシア語の「э」は英語の「met」の「e」に相当する。よって日本語カタカナ表記をする際は、「э」を「エ」とし、「е」を「イエ」とすると自然であるため、「Гречка」を「グリエチカ」と表記している。ロシア語の実際の発音にも近い。


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