シューバイ、セリョードカパシューバイ

シューバイ、セリョードカパシューバイ、ロシア料理、ウクライナ料理、にしんの層状サラダ。

シューバイ、セリョードカパシューバイ

シューバイとは毛皮のコートを意味する言葉で、ニシンの塩漬けまたは酢漬けが美味しくそして美しいサラダをまとったことからこの名前がつけられました。正確に呼ぶとセリョードカパシューバイとなります。
材料(2人分):

ニシンの塩漬け又は酢漬け・・・好きな量
玉ねぎ・・・好きな量
酢又はピクルスの漬け汁・・・適量
にんじん・・・好きな量
じゃがいも・・・好きな量
スメタナ・・・適量
ビーツ缶・・・好きな量
塩、砂糖、酢、スメタナ・・・適量
ディル・・・適量
調理時間:30 分
作り方:

  1. ニシンの塩漬け又は酢漬けは、5mm角に切る。
  2. 玉ねぎを細かいみじん切りにし、酢又はピクルスの漬け汁少々になじませておく。
  3. にんじんを5mm厚さにスライスしてゆで、5mm角切りにする。
  4. じゃがいもの皮をむき、5mm厚さにスライスしてゆで、5mm角切りにし、スメタナで和えてポテトサラダを作っておく。
  5. ビーツ缶からビーツを取り出し、5mm角に切り、塩、砂糖、酢、スメタナで和えてピンク色がきれいなビーツサラダを作っておく。
  6. できればガラスの容器にニシンを入れ、コップの裏側でたたいて敷き詰めるように空気を抜き、玉ねぎを入れて同様に敷き詰めるように空気を抜き、にんじんを入れて同様に、ポテトサラダを入れて同様に、ビーツサラダを入れて表面をヘラでならし、きれいな層状にする。
  7. 仕上げにみじん切りのディルを散らす。
  8. Enjoy!
こつは:
・玉ねぎを細かいみじん切りにし、酢又はピクルスの漬け汁少々になじませておくことで、辛味をやわらげています。
・材料の分量は、ガラス容器のサイズによって異なります。
・ディルがなければパセリなどの代用で。
・スメタナがなければヨーグルト、あるいはヨーグルトと生クリームのミックスで代用。
・今回の用途であれば、ヨーグルトはマヨネーズで代用してもそれほど違和感ありません。
・層の重ね方は、本当に多種多様です。画像検索などで是非見てみてください。

Tips about cuisine

・「セリョードカパシューバイ」のロシア語の綴りは、「Селёдка под шубой」。
・「セリョードカ」(Селёдка)は、「ニシン」の意味。
・「パ」(ゆっくり読めばパッド、под)は英語のunderと同じ意味。
・「シューバイ」(шубой)は「毛皮のコート」の意味。
・ウクライナ語での綴りは「Оселедець під шубою」で、「オセレデツピドゥシューボイ」と読む。



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