ソスヤーサ

  • セネガル料理

  • 現地表記

    :Sauce yassa(Sauceがフランス語、yassaがウォロフ語)

  • 概要

    :レモンと玉ねぎで作る酸味あるソース

ソスヤーサ

西アフリカのセネガルやガンビアには、レモンの酸味が入ったオニオンのとろんとした美味しいソースが根付いています。実に美味しく、そしてマスタードが食欲を増す、大変に日本人の味覚にも合う料理です。鶏肉や魚との相性が抜群です。

材料

2人分):

玉ねぎ
2個
にんにく
2~3かけ
大2~3
小2/3
こしょう
小1/2
マスタード(※1)
小1
チリパウダー(※2)
小1/4(※3)
マギーコンソメ(※4)
1個
レモン果汁
大2~3
1/4C~1/2C(※5)
  • ※1:マスタードペーストでもよいし、練り和辛子でもよい。粉の辛子を水で練って数分寝かしたものでもよい。
  • ※2:ここで言うチリパウダーは、赤くて辛い唐辛子の粉末のことです。チリパウダーの代わりに、量を減らして一味唐辛子などを使ってもよいです。アフリカ現地では香りのよい丸い唐辛子を生でまるごと入れたりしていますので、日本でも、生の唐辛子があれば同様に使うと良いと思います。
  • ※3:辛くなりすぎないように、また好みの範囲で量を加減する。
  • ※4:1cm角で売られているコンソメキューブです。顆粒コンソメなどその他のもので代用できますが、アフリカではマギーコンソメが広まっているので、マギーを使うとアフリカ味が出ます。
  • ※5:水の量は、最初は1/4Cから加えてみて、様子を見ながら、味見をしながら、必要なら追加します。

調理時間

:30 分

作り方

  1. 玉ねぎは繊維を切るように5mmにスライスし、にんにくは薄切りにしてから千切りにする。
  2. フライパンに油を入れ、にんにくを入れて炒め、続いて玉ねぎを入れてキツネ色に色づきはじめるまで炒める。
  3. 調味料と少々の水を入れて、フタをして玉ねぎをしっとりと炒め煮にする。
  4. 様子を見ながら水を足し入れて、味見をして、酸味やとろみを好みの加減にする。
  5. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • セネガル現地ではピーナッツ油をよく使いますが、サラダ油でよい。
  • ジンジャーパウダーを加えるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「ソスヤーサ」のセネガル現地の綴りは、「Sauce yassa」。
  • 「Sauce」(ソス)はフランス語で、日本語でも「ソース」と訳されるが、アフリカ現地で「ソス」という場合は、「ぶっかけ飯スタイル」における、「ぶっかけ」の部分である。「Yassa」(ヤーサ)はセネガル主要言語であるウォロフ語で玉ねぎをたっぷり使ったソースの意味。
  • 鶏肉を煮込んで「プレヤーサ」、魚を煮込んで「ポワソンヤーサ」、肉を煮込んで「ヤップヤーサ」のようにして調理することが多い。
  • セネガル南部のカザマンス地方の料理と言われている。
  • 「Yassa」はヤーサと発音されるがヤッサでも通用する。
    ヤッサではなくヤーサ。セネガル人が教えてくれた貴重な発音。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやXなどのSNSにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動・サイト記事作成・出版等で料理レシピや写真を使用する場合は有料です(料金は≫こちら)。※無断使用が発覚した場合は料金3倍にて請求書を発行しますのでお支払い頂きます。
事後連絡下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。※教職員の使用は上に該当するため有料です。
禁止事項
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用または営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。