ソパデフェイジャオン

  • アンゴラ料理、モザンビーク料理、ポルトガル料理

  • 現地表記

    :Sopa de feijão(ポルトガル語)

  • 概要

    :豆で作る濃厚ポタージュスープ風

ソパデフェイジャオン

アンゴラやモザンビークで、この、腹持ちのよい豆ポタージュ風スープをいただく機会がありました。ブラジルも然り、旧ポルトガル領の国には豆を使うものが多いような気もします。ポルトガルといえば大航海時代。乾燥させた豆を船に乗せて、労働者にも腹持ちの良い料理を作っていた、などのエピソードでもあるのでしょうか。具には玉ねぎ、トマト、太くて短いパスタなどが入っていました。潰れた豆のデンプンは、じゃがいものポタージュを上回る味わいがあるように思います。

材料

4人分):

キドニービーンズ(※1)
100g(乾燥、※2)
サラダ油
大4
玉ねぎ
1個
にんにく
2かけ
トマト
1個
スパゲティー(※3)
粗く砕いて1/2C
小1
チリパウダー(※4)
ひとふり
マギーコンソメ
2つ(※5)
  • ※1:キドニービーンズ(金時豆、赤インゲン豆))を使うと良い赤色が出るので気に入っています。「feijão」はインゲン豆という意味なので、白インゲン豆を使うレシピもたくさんあります。ミックスしてもよい。
  • ※2:水煮の缶詰を使う場合、250gくらいです。
  • ※3:5~7分ゆでくらいの細さのものでよい。
  • ※4:ここで言うチリパウダーは、赤くて辛い唐辛子の粉末のことです。チリパウダーの代わりに、鷹の爪の輪切りを2、3個入れてもよい。
  • ※5:1cm角で売られているコンソメキューブで2つくらいです。顆粒コンソメなどその他のもので代用できますが、アフリカではマギーコンソメが広まっているので、マギーを使うとアフリカ味が出ます。

調理時間

(豆を水に浸ける時間を除く)

作り方

  1. 乾燥豆を使う場合は、前の晩から水に浸しておく。
  2. 水を取り替え、豆を圧力鍋に入れ、豆がかぶる量の水を加え、40分ほど加熱調理する。
  3. 豆が柔らかくなったら、フタを外し、水を足し(このとき既存の水を捨ててもよい)、10分ほど追加で煮る。
  4. フライパンに油を入れ、玉ねぎとにんにくをみじん切りにしてフライパンに入れ、中火で透き通るまで炒める。
  5. トマトを皮ごとざく切りにしてフライパンに入れ、潰すように炒め、火を止めておく。
  6. スパゲティーを3cm以下の長さを目安にポキポキ折って、水に浸しておく。
  7. 豆と、豆の煮汁を分ける。
  8. 豆を鍋に入れ、豆が浸るくらいの煮汁を入れ、バーミックスをかける。バーミックスが回りにくければ煮汁を追加する。
  9. 豆がピューレ状になったら、煮汁を少し追加し、ときどきかき混ぜながら弱火で煮る(ピューレになることで豆のデンプンの表面積が増えて余計に水を吸うかもしれないからです)。
  10. フライパンの中身を鍋に入れ、もう一度バーミックスをかける。
  11. お好みのとろみ加減になるように、豆の煮汁(または水)を加える。このときフライパンに残った旨味を洗いこむようにするとよい。
  12. 塩、チリパウダー、マギーコンソメを入れてかきまぜ、味見をし、味を調える。
  13. 水に浸したパスタと、同じくらいの量の豆の煮汁(または水)を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱し、3分くらい経ってパスタに火が通ったらできあがり。
  14. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 豆の種類、乾燥状態、最終的なとろみ具合で水分の量が随分変わってしまうので、水の量は明記していませんが、豆を煮るときには豆が飛び出ないように十分な量の水を使うので、その煮汁(または水)を使ってスープを作っていきます。
  • 水煮の豆の缶詰を使う場合は、30分くらいで完成します。
  • バーミックスなどのハンドブレンダーがない場合は、ミキサーを使ってピューレ状にします。
  • なめらかなポタージュ風を作りたい場合は豆のピューレを裏ごしすることもできますが、庶民の料理を意識して、食べられる部分を捨てるということはしませんでした。
  • 玉ねぎやにんにくを増やすとより旨味の濃い豆ポタージュが出来上がります。

Tips about cuisine

  • 「ソパデフェイジャオン」のポルトガル語の綴りは「Sopa de feijão」。
  • 「ソパ」(Sopa)はスープ、「デ」(de)は英語のof、「フェイジャオン」(feijão)はインゲン豆の意味、あるいは豆全般を指す。よって「ソパデフェイジャオン」は「豆(インゲン豆)のスープ」という意味になる。
  • ポルトガル語で「ão」は鼻にかかる音となる。日本語アルファベットに直すと「アオン」が無難に近いと思うが、早くしゃべると「アン」にも聞こえてしまう。よって「feijão」はフェイジャオンないしフェイジャンとなる。
  • 「カルドデフェイジャオン」(Caldo de feijão)と呼ばれることも多い。


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