マスリハ

マスリハ

モルディブは、インドの南洋に浮かぶ美しい環礁群をもつ国です。今でこそ観光大国で、観光客は高級ホテル料理の数々を食べることができますが、地元のローカルな料理は、太古よりそこはココナッツと魚に支えられてきたという歴史を実感する軽食ばかり連なります。マス=魚、リハ=カレー仕立てのおかずという意味で、インドに接するイスラムの島国というモルディブを強烈に語る料理です。とろみがないので、スープ状のシーフードカレーと言うとイメージが沸きやすいかもしれません。

材料

2人分):

紫玉ねぎ
1/4個
にんにく
中国産サイズで1かけ
シナモン
小さめを1片
鷹の爪
1本(好みの量)
カルダモンホール
2さや
こしょう
小1/3
クミンシード
ひとつまみ
ココナッツミルクパウダー
大4
400mL
サラダ油
大1
まぐろ
100g
ターメリックパウダー
小1/3
チリパウダー(※1)
小1/4(好みの量)
小1/3
ガラムマサラパウダー
ひとつまみ
  • ※1:ここで言うチリパウダーは、赤くて辛い唐辛子の粉末のことです。

調理時間

作り方

  1. 紫玉ねぎの半量とにんにくを粗くみじん切りにし、シナモンは粗く割る。
  2. 鷹の爪は粗く小口切りにし、中の種を使って辛くするなら加え、使わないなら捨てる。
  3. カルダモンはさやの中の種を取り出し、さやと使うならみじん切りにし、さやを使わないなら捨てる。
  4. 上の材料に、さらに、こしょう、クミンシード、ココナッツミルクパウダー、水の一部(50~100mLくらい)を加え、固形物がなくなるまでバーミックスやミキサーにかける。
  5. 残りの紫玉ねぎを、繊維を切るように薄切りにし、小鍋に油を敷いて加熱したところに入れ、色が透きとおるまで炒める。
  6. まぐろを2~3cm角に切り、玉ねぎを炒めた小鍋に入れ、上のバーミックスまたはミキサーの中身を残りの水で洗い入れ、ターメリック、チリパウダー、塩を加えて火にかけ、煮立ったら弱~中火でしばらく煮る。
  7. 味見をし、チリパウダー、塩、ココナッツミルクパウダー、水などで、好みの濃さや辛さに味を調える。
  8. ガラムマサラパウダー(またはカレー粉)で、かすかに良いカレーの風味をつけ、できあがり。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • まぐろは、刺身用のサクでも切り落としでもよい。
  • モルディブで魚料理といえばまぐろとカツオが代表的です。よってカツオで作ってもよいです。
  • このレシピで記載するチリパウダーとは、唐辛子の微粉末のことです。
  • カレー系の料理全般の共通事項ですが、塩加減が足りないとスパイスだけでは美味しくならないので、注意。
  • 赤いマスリハも、黄色いマスリハもあります。赤いものはパプリカパウダーやチリパウダー、トマトなどで赤みが強く、黄色いものは相対的にターメリックが多いものです。私がモルディブで食べたものは黄色いマスリハでした。
  • 薄焼きパン(ディベヒ語:ロシ)や白米(ディベヒ語:バイ)と一緒にいただきます。

Tips about cuisine

  • マスリハのディベヒ語(モルディブの公用語)の綴りは「މަސް ރިހަ」。
  • 「މަސް」(マス)は「魚」、「ރިހަ」(リハ)は「カレー仕立てのおかず」という意味。よって「މަސް ރިހަ」は「魚のカレー」という意味になる。
  • モルディブ料理で魚といえばマグロとカツオなので、マグロかカツオでカレーを作る場合は、魚の種類を限定せずに「マスリハ」と呼んでよい。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさにあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしていますので)】
・小学校や中学校の宿題や課題で当サイトを活用してくれた生徒さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・営利目的や利益が生じる手段での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です