ブンガオティットバムサテ

  • ベトナム料理

  • 現地表記

    :Bún gạo thịt bằm sa tế(ベトナム語)

  • 概要

    :唐辛子フレーバーが利いた豚ひき肉のビーフン

ブンガオティットバムサテ

今では数社から「サテトム」という調味料が市販されるようになり、近所のドラッグストアのレベルで入手できるようになりました。エビやレモングラスの香りなど、東南アジア、特にベトナム風の香りが簡単につけられる便利調味料だと思います。その使用法の一例として、ここでは普段の気軽な麺類が美味しくいただける「ベトナム風の汁ビーフン」をレシピにしました。ひき肉のコクと東南アジアフレーバーが合わさって、スパイシー好きにはたまらない赤い油が浮き、目にも美味しそうです。

材料

2人分):

ビーフン
100 g
にんにく
1かけ
生姜
にんにくと同量
サラダ油
大1
豚ひき肉
100 g
サテトム(※1)
大1~2
砂糖
小1/2
醤油
大1
オイスターソース
小1
600 mL
鶏がらスープの素
小2/3
小1/2
チンゲンサイ
4枚
  • ※1:サテトムはベトナムのエビ風味唐辛子調味料です。数社から市販されています。

調理時間

作り方

  1. 湯を沸かし(分量外)、ビーフンを浸けておく。
  2. にんにくと生姜をみじん切りにする。
  3. 小鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、にんにくと生姜を入れて炒め、香りが出たら豚ひき肉を入れて1粒1粒が離れるように炒め、サテトムを加えてまんべんなくなじむように炒める。
  4. 砂糖、醤油、オイスターソースを加えて炒め、ひき肉となじんだら、水、鶏がらスープの素、塩を加えて強火にかける。
  5. チンゲン菜を8 cm長さに切り、1~2 cm幅に切り、鍋に入れる。
  6. 味見をして、スープの塩加減や辛さ加減などを好みに調える。
  7. ザルにあげて水気を切ったビーフンを入れ、食べやすい柔らかさに煮えたら出来上がり。
  8. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • ビーフンはメーカーによっては焼きビーフンと汁ビーフンの麺を区別して販売しているので、汁ビーフン用を選ぶようにします。
  • ビーフンの戻し時間などはパッケージ記載事項を事前に確認するとよいです。
  • 赤い油がもっと浮く汁ビーフンにしたい場合は、サラダ油の量を増やし、赤い色を増すために唐辛子粉(辛くしたくないときはパプリカパウダー)を加えるとよいです。
  • スープを濃厚にしたい場合、無糖ピーナッツバターを加えるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「ブンガオティットバムサテ」のベトナム語(ベトナムの公用語)の綴りは「Bún gạo thịt bằm sa tế」。
  • 「Bún」(ブン)はさまざまな麺に充てられる用語で、米と言う意味の「gạo」(ガオ)をつけた「Bún gạo」(ブンガオ)はビーフンの意味になる。「thịt」(ティット)は豚肉、「bằm」(バム)はミンチ、「sa tế」(サテ)は唐辛子フレーバー調味料の意味なので、「Bún gạo thịt bằm sa tế」(ブンガオティットバムサテ)は「唐辛子フレーバーが利いた豚ひき肉のビーフン」のような意味になる。


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