サンティー

  • 米国料理

  • 現地表記

    :Sun tea(英語)

  • 概要

    :日なたで抽出する紅茶

サンティー

アメリカ南部、それからハワイなんかでも、強い日差しに恵まれた地域では、日なたで紅茶を抽出してアイスティーを作ります。暑い気候でアイスティーが好まれるのは分かるのだけど、ではなぜ「直射日光で紅茶を淹れるか」の疑問に、私なりに答えがあります。それはお湯から透明なアイスティーを作るのは難しいからです。ティーポットと熱湯で煮出してホットティーを作ってからお茶を冷やすと高確率で不透明になる、いわゆるクリームダウン現象が生じるためです。そして不透明に濁った紅茶って、見るからに美味しそうでなく・・・。でもお日様のパワーを借りれば大丈夫! 水とティーバッグを直射日光の当たるところに置いておくと、水温は上がってもせいぜい40℃台くらい。この条件で紅茶を抽出すると冷やしても濁りません。何より太陽光エネルギーで美味しい紅茶を淹れちゃうのだから、ガスや電気を使わないエコな紅茶ですよね。作るのは大変かって? ぜーーんぜん大丈夫♪ 放置だけですから、夏のアイディアとして是非多くの人に知ってほしい、省エネで節エネの納涼ドリンクです。

材料

1 L分):

1 L
ティーバッグ
2~4個(※1)
  • ※1:紅茶のティーバッグは1つ2 g入りのものを使いました。

調理時間

作り方

  1. 1 Lジャーに水とティーバッグを入れ、フタをして直射日光が当たる場所に置いておく。
  2. 良い色が出たら、(上下の濃度差をなくすために)いったん何かの容器に出してからジャーに戻して出来上がり。
  3. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • ジャーは清潔なものを使い、フタをし(フタがなければラップでもよい)、紅茶を抽出するときは砂糖もミントもレモンも入れない、長時間置きっぱなしにしない。こうすると雑菌繁殖のリスクが減ります。米国人は「5時間以上はだめ」って教えてくれました。なので余裕をもって、この作り方では抽出時間を3時間と控えめにしています。
  • 雑菌繁殖の原因は、日本の水道水は法的基準により給水末端まで塩素消毒が有効であるため、1)容器の洗浄不足、2)空中落下細菌や埃の混入、3)糖分をエサに増殖、4)長時間経過しすぎ、などが主要因になります。清潔な容器でフタをして水のみの抽出で3時間程度であれば問題を起こすことはありませんでしたが、気になる場合は、プラスチック製容器を避けてガラス製容器を使い、ガラス製容器に熱湯を一度通すとか、消毒用エタノールで清拭するなどすると安全性はより高まります。
  • 使うティーバッグの量には幅を持たせていますが、ティーバッグを4つ使って、おだしで言う「一番だし」の部分を濃厚に集めると美味しいです。
  • 外気温が低くなければ、窓ガラス越しに日光に当てるよりも、直接日光に当てるようにします。
  • 通常はこれはアイスティーとして飲まれるので、冷蔵庫に保存するときや飲む直前に、好みで、1)ガムシロップを入れて混ぜる、2)レモンやミントを入れるなどします。
  • 手作りのガムシロップは、水とグラニュー糖を同重量ずつ耐熱容器に入れて電子レンジにかけることで、簡単に手作りできます。

Tips about cuisine

  • 「サンティー」の英語(米国の公用語)の綴りは「Sun tea」。
  • 「Sun」(サン)は太陽、「Tea」(ティー)は紅茶の意味。よって「Sun tea」(サンティー)は直訳すると「太陽の紅茶」であるが、意訳としては「日なたで抽出する紅茶」という意味になる。
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