カルドベルデ

  • ポルトガル料理

  • 現地表記

    :Caldo verde(ポルトガル語)

  • 概要

    :ケールの葉入りのポタージュ

カルドベルデ

ポルトガルの優しい味のじゃがいもポタージュです。現地ではケール(チリメンキャベツ)という緑の濃いキャベツ味の野菜を刻んで入れるので、料理名にベルデ(緑)がついています。じゃがいもとキャベツ風味野菜の組み合わせは美味しくて飽きません。

材料

2人分):

にんにく
1かけ
オリーブオイル
大1
じゃがいも
2個
600 mL
小1/3
ケールの葉(※1)
1枚(※1)
ソーセージ
1本
コンソメ顆粒
小1/4
こしょう
小1/8
生クリーム
大1
  • ※1:ケールの葉がない場合はキャベツの外側の葉(緑色が濃い)で代用します。葉の大きさはさまざまですが、余ってもよいので大きめを用意します。

調理時間

作り方

  1. にんにくを薄切りにしてからみじん切りにし、小鍋に入れ、オリーブオイルを入れて弱火~中火でゆっくり炒める。
  2. その間にじゃがいもの皮をむいて5 mmくらいの厚さに切ってから、炒めやすい大きさに切る。
  3. にんにくを炒めた鍋に水とじゃがいもと塩を入れ、ソーセージを入れてゆでる。
  4. ソーセージに火が通ったら取り出す。
  5. ハンドブレンダーやミキサーなどでじゃがいもをよく潰し、なめらかなスープにする。
  6. 再び加熱し、その間にケールの葉5 mm幅に切り、鍋に入れる。
  7. コンソメ顆粒、こしょう、生クリームを入れ、味見をして塩加減などを好みに調える。
  8. ソーセージを厚さ5 mmの斜め切りにする。
  9. 器にスープをよそい、ソーセージを乗せてできあがり。
  10. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • ソーセージはチョリソーを使うと本格的です。
  • ハンドブレンダーやミキサーがない場合は、網じゃくしなどでじゃがいもを取り出してからすり鉢やボウルで潰して再度煮汁に戻すことで、なめらかなスープを作ることができます。
  • ケールの量は、緑だらけになるものから、少々の色付け程度のものまでさまざまなので、手元にある量で、かつ好みの量を加えればよいです。
  • お店で食べるとソーセージのスライスがチョンと乗っていますが、家庭では切れ端などが余るともったいないので、スープの底に沈めるとよいです。

Tips about cuisine

  • 「カルドベルデ」のポルトガル語(ポルトガルの公用語)の綴りは「Caldo verde」。
  • 「Caldo」はスープの意味、「Verde」は緑の意味。よって「Caldo verde」(カルドベルデ)は「緑の葉野菜入りスープ」のような意味になる。
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